美術に関するニュースや美術品を見て、
勝手に思っちゃたこと、想像してしまったことの数々を発表するコーナー。
それが、『美術の思っちゃった』。
ちょっとだけ反響があったので。
ちょっただけ満を持して、
今回はその第2弾をお届けいたします。
●葛飾北斎がその生涯において、
93回も引越したというエピソードを聞いて思っちゃった
それだけ引っ越しをしていたのなら、
そのうちの1回くらいは、引っ越しの原因が、
隣に騒音オバサンが住んでいたからだったと思う。
●マネの作品が日本には少ないと聞いて思っちゃった
マネの作品を楽しみにしているマネファンが、
展覧会を訪れた際、マネの作品が1点も展示されていなかったら、
展覧会を観終えた時に、「ノーマネでフィニッシュです。」と言うと思う。
●マリー・アントワネットを見て思っちゃった
もし、マリー・アントワネットの前で、なぞかけをしたら、
「〇〇とかけて●●と解く」のあとに、「そのロココは?」って聞かれると思う。
●草間彌生さんを見て思っちゃった
草間彌生さんに寄せ書きの色紙を渡したら、
空いている余白を埋め尽くすように、水玉や無限の網を描いちゃうと思う。
●岡本太郎を見て思っちゃった
岡本太郎とじゃんけんをする時には、
チョキを出しておけば、大体勝てると思う。
●琳派の画家たちを見て思っちゃった
もし、琳派の画家たちが、皆でカラオケに行ったら、
最後はやっぱりみんなで「♪リンパリンパ~リンパリンパリンパ~」と熱唱すると思う。
●最近発売された日清焼きそばU.F.O.のフタの裏には、
《牛乳を注ぐ女》が印刷されたものがあるというニュースを見て思っちゃった
もし、名画で第2弾を作るとなると、
フェルメールの《牛乳を注ぐ女》の次にしっくりきそうなのは、
ゴヤの《我が子を食らうサトゥルヌス》だと思う。
以上、『美術の思っちゃった』でした。