宮城壮太郎展 使えるもの、美しいもの
現在、世田谷美術館で開催されているのは、“宮城壮太郎展 使えるもの、美しいもの”という展覧会。 世田谷に居を構え、デザイナー、デザインコンサルタントとして活躍。2011年に、惜しまれつつ60歳でこの世を去った、宮城壮太郎にスポットを当てた初めての展覧会です。...
View Articleとに~氏、6年ぶりの漫才に挑戦!あの女優とも共演!
こんばんは。ATN(=アートテラーニュース)の時間です。 アートテラー・とに~氏がパーソナリティを務める、Podcast番組『そろそろ美術の話を…』の最新回に、 アートテラー・とに~のそろそろ美術の話を...アートテラー・とに~がアートに関わる方をゲストにお迎えしてトークする不定期配信のPodcast番組です。sorosoro-art.vercel.app...
View Article誕生50周年記念 ベルサイユのばら展
現在、六本木ヒルズ内の東京シティビューでは、“誕生50周年記念 ベルサイユのばら展”が開催されています。 革命期のフランスを舞台にした不朽の名作漫画『ベルサイユのばら』。その誕生50周年を記念して開催される大規模展覧会です。...
View Article野口里佳 不思議な力
東京都写真美術館で開催中の展覧会、“野口里佳 不思議な力”に行ってきました。 埼玉生まれ那覇市在住で、国際的にも活躍する写真家、野口里佳さんの国内では実に5年ぶりとなる大規模な展覧会です。展覧会の冒頭で紹介されていたのは、タイトルにも採用されている《不思議な力》シリーズ。...
View Article花鳥風月 名画で見る日本の四季~秋冬夏編
岡田美術館で現在開催中の展覧会、“花鳥風月 名画で見る日本の四季~秋冬夏編”に行ってきました。 (注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております) こちらは、今年2022年、ほぼ一年間を通じて開催される展覧会で、コレクションの中から四季にまつわる作品の数々を紹介するものです。春夏編が7月10日に終り、7月16日からは秋冬編がスタート。胡粉で菊の立体感を表現した尾形光琳の《菊図屏風》や、...
View Article杉本博司 本歌取り―日本文化の伝承と飛翔
姫路城のほど近くにある姫路市立美術館に行ってきました。 特徴的な赤レンガの外観は、かつて陸軍の倉庫だった名残です。その背後に姫路城が聳えている光景は、実にシュール。雰囲気がシュールだから、というわけではないようですが、姫路市立美術館は、マグリットやデルヴォー、アンソールといった、ベルギーのシュルレアリスムコレクションに定評があります。...
View Article続・無料で観れる 美術百選《メリケンパーク(兵庫県神戸市)》
先日、神戸で1日2公演のお仕事がありまして。その合間に、特に当てもなく、神戸の街並みをプラプラしていたところ、神戸を代表する観光スポット、メリケンパークに辿り着きました。 さすがは、日本屈指のハイソな街・神戸。パーク内のあちこちに、アートが点在していました。 その中でひときわ目を惹くのが、いや、目を惹きすぎるのが、こちらの作品です。...
View Article開館50年記念 夭折の画家たち -青春群像-
今年めでたく開館50周年を迎えた笠間日動美術館では現在、“開館50年記念 夭折の画家たち -青春群像-”が開催されています。 若くしてこの世を去りながらも、日本美術史に燦然と輝く画家たち。いわゆる‘夭折の画家’たちにスポットを当てた展覧会です。 重要文化財《海の幸》で知られる青木繁(享年28)や、 再起をかけ、2度目に渡ったパリで客死した佐伯祐三(享年30)、...
View Articleわたしたちの絵 時代の自画像
今年2022年は、平塚市市制90周年の節目の年。それを記念して、現在、平塚市美術館では、“わたしたちの絵 時代の自画像”という展覧会が開催されています。...
View Article続・美術の思っちゃった
美術に関するニュースや美術品を見て、勝手に思っちゃたこと、想像してしまったことの数々を発表するコーナー。それが、『美術の思っちゃった』。 『美術の思っちゃった』毎週欠かさず聴いている深夜ラジオ、『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』。本日お届けするのは、その1コーナー「今週の思っちゃった」(※)をオマージュした企画です…ameblo.jp...
View Article毎日愛について祈っている
現在、草間彌生美術館で開催されているのは、“毎日愛について祈っている”という展覧会です。この意味深な展覧会タイトルは、草間さんが現在手掛けている最新シリーズのタイトル。昨年以降、草間さんが描いたキャンバスの裏面に、「EVERY DAY I PRAY FOR...
View Articleイッタラ展 フィンランドガラスのきらめき
現在、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の展覧会、“イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき”に行ってきました。 北欧デザインをフォーカスした展覧会は、ここ近年、毎年のように開催されていますし。 イッタラを代表するアイテム、《アアルト ベース》。その生みの親であるフィンランドの国民的建築家、アルヴァ・アアルトの展覧会も立て続けに開催されていましたし。...
View Article犬島精錬所美術館&豊島美術館行ってみたらホントはこんなトコだった⁉
12年ぶりに、プライベートで、瀬戸内国際芸術祭を巡ってきました。『芸術新潮』のお仕事で3年前にも訪れていますが、休むことがほぼ許されない肉体派企画だったので、今回はプライベートでゆったりと。 メインはもちろん、新作を中心とした、瀬戸内国際芸術祭2022の作品群を観ることでしたが。それ以上に楽しみにしていたのが、これまで行く機会がなかった2つの美術館、犬島精錬所美術館と豊島美術館への訪問です。...
View ArticleNFT鳴門美術館
今何かと話題のNFTアート。そんなNFTアートを取り扱う日本初の美術館が、鳴門の渦潮でお馴染みの徳島県の鳴門に昨年オープンしました。その名も、NFT鳴門美術館。 アートテラーとしては、最新のアート情報も抑えておく必要があるので、早速、NFT鳴門美術館に行ってきました!こちらが、そのNFT鳴門美術館です。 ・・・・・・・・・・・・・・・。 渦潮をイメージしたと思われる絵に、「NFT naruto...
View Article鉄道と美術の150年
1872年10月14日。この日、日本で初めての鉄道が開通しました。今年2022年は、それから150年目となるメモリアルイヤーです。また、今僕らが当たり前に使っている「美術」という言葉が初めて登場したのも1872年。つまり、ある意味、美術も今年が150周年の節目の年に当たります。...
View Article今井俊介 スカートと風景
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で、現在開催されているのは、“今井俊介 スカートと風景”という展覧会。1978年福井県生まれのアーティスト、今井俊介さんの美術館では初となる大規模個展です。 今井俊介さんの代名詞ともいえるのが、ポップな色合いと、なびくようなストライプ。特に珍しいモチーフを描いているわけではないのに、一目で今井さんの作品とわかる、オリジナリティがあります。...
View Article日本画の粋-新見美術館コレクション選
長野県立美術館の東山魁夷館、市川市東山魁夷記念館と並んで、日本三大東山魁夷美術館(?)に数えらえるのが・・・・・ 香川県の坂出市にある、香川県立東山魁夷せとうち美術館です。 東山魁夷の代表作の一つ、《道》をおそらく意識したのでしょう。...
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