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Channel: アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】
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第49回 横浜市戸塚区でモネ

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ルノアールを筆頭に、モネ、ゴッホ、シャガール・・・と、
街を歩いていると、時に、美術界の巨匠たちと同じ名前のお店に出くわします。
果たして、それらのお店と巨匠との間に関係はあるのか??

気になるようで気にならない。
でも、気にしてしまったら、気になって仕方がない。
そんな疑問を解消すべく、アートテラーは今日も店へと赴く!!

 

 

箱根駅伝でお馴染みの(?)戸塚。

その駅から歩いて0分の場所に、

印象派の巨匠の名前がついた喫茶店があります。

その名も、純喫茶モネです。

 

 

 

緑溢れる睡蓮の池をその生涯で数多く描いた、

さらに、《緑衣の女》を描いたモネの名を冠するだけに、

お店の軒先には、尋常ではないほどの緑が溢れていました。

 

 

 

反対側の出入り口もまた然り。

 

 

 

庭というよりは、もはや植物園のよう。

モネというよりも、アンリ・ルソーです(←?)。

 

なお、緑に溢れているのは、店先だけにあらず。

店内にも異常なほどの緑の鉢植えが置かれていました。

 

 

 

そういえば、モネは生前にこんな言葉を残しています。

 

「私は自然を追い求めているが、その本質は未だに把握できていない。

 こうして画家になれたのも、草花たちのおかげなのかも知れないな。」

 

そんなモネの気持ちを汲んで、

モネの恩人である草花を店の内外に、

可能な限り、緑を置いているのかもしれませんね。

 

 

さて、そんな純喫茶モネの名物は、

スムージーとグリーンサラダ・・・・・ということはなく。

 

 

 

併設された自家焙煎珈琲モネでコーヒー豆を焼き、

いつでも新鮮な珈琲を提供しているのが自慢のお店とのこと。

さらに、「とつかブランド」にも認定されたナポリタンが推しメニューであるようです。

 

 

 

ということで、昔ながらのナポリタン(スープ&飲み物セット)を頼んでみました。

オーダーが通るやいなや、

まず運ばれてきたのが、こちらのスープ。

 

 

 

クルトン多め。

実に、食べ応えのあるスープでした。

 

そうこうしているうちに、

出来たて熱熱のナポリタンがやってきました。

 

 

 

一般的なナポリタンと違って、

上にグリーンピースがトッピングされています。

さらに、食べ進めていくと・・・・・

 

 

 

中から、細切りのピーマンが顔を出しました。

やはり、純喫茶モネは緑に並々ならぬこだわりをもっているのでしょう。

 

肝心のお味は、少し甘め。

メニュー名にあるように、“昔ながらの”どこか懐かしい味がしました。

意外とボリュームもあるので、

半分くらい食べると、多少、味に飽きてきました。

そこで、ナポリタン学会が推奨しているという、岩井のごま辣油を試してみることに。

 

 

 

タバスコや粉チーズをかけることはあっても、

ナポリタンに辣油をかけたことは、これまで一度も無し。

正直なところ、そんなに合わないだろう・・・と、

半信半疑で食べてみたのですが、意外にマッチしていました。

これは新発見!

純喫茶モネ、ナポリタン学会様様です。

ナポリタンにタバスコもいいけど、辣油もね。

 

 

<お店情報>
純喫茶モネ
住所:神奈川県横浜市戸塚区戸塚町10ラピス1ビル2F
定休日:水曜日、年始
営業時間:7:00~20:00(カウンターは10:30~)




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