FACE展2023
年齢関係なし。所属関係なし。未発表の平面作品であれば、基本的に何でもありのガチンコバトル的な公募コンクール。それが、”FACE展”です。 SOMPO美術館を運営するSOMPO美術財団が、2012年度に創設したもので、今回で11回目を迎えました。エントリー数は、1064名。その中から厳選なる審査を経て、見事入選を果たしたのは、81名でした。...
View Article続・無料で観れる 美術百選《小平グリーンロード(東京都小平市)》
小平市にある 21kmの環状遊歩道。それが、小平グリーンロードです。 そのうちの小平駅から花小金井駅間の約2.6kmの緑道に、小平市にゆかりある彫刻家・齋藤素巖の作品が17点設置されています。...
View Article仏具の世界 信仰と美のかたち
現在、根津美術館で開催されているのは、“仏具の世界 信仰と美のかたち”という展覧会。ありそうで意外と無かった、仏具を主役にした展覧会です。 (注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) 一口に仏具と言っても、その種類はさまざま。仏教の儀式で使う道具もあれば、 銀象嵌梵字宝相華文香炉 朝鮮・高麗時代 13~14世紀 根津美術館蔵 袈裟のように、僧の生活必需品もあります。...
View Article清春芸術村
1981年に、山梨県北杜市に誕生した清春芸術村。 国内外のアーティストたちの交流の場として、吉井画廊の創立者である吉井長三によって作られた芸術村です。かつて小学校だったというその広大な敷地には、国内外の建築家による名建築が数多く集まっています。 例えば、こちらはラ・リューシュ。...
View Articleわたしたちは生きている!セタビの森の動物たち
現在、世田谷動物園・・・もとい、世田谷美術館で開催されているのは、“わたしたちは生きている!セタビの森の動物たち”という展覧会。世田谷美術館が所蔵する約16000点のコレクションの中から、古今東西、さまざまな手法で表現された動物たちの作品を紹介するものです。 展覧会は、会場に入る前からすでに始まっています。館内の床に目を向けると、そこには大量の動物の足跡が!...
View Article『そろそろ美術の話を…』祝100回!
こんばんは。ATN(=アートテラーニュース)の時間です。 アートテラーのとに~氏が、アートに関わる方を毎回ゲストにお迎えして、トークを繰り広げるポッドキャスト番組『そろそろ美術の話を…』。 アートテラー・とに~のそろそろ美術の話を...アートテラー・とに~がアートに関わる方をゲストにお迎えしてトークする不定期配信のPodcast番組です。sorosoro-art.vercel.app...
View Article戸谷成雄 彫刻
現在、埼玉県立近代美術館では、“戸谷成雄 彫刻”という展覧会が開催されています。 こちらは、現代彫刻家の生けるレジェンド、戸谷成雄さん(1947~)の大規模な最新個展です。長野県に生まれ、1998年より、埼玉県秩父郡にアトリエを構えているという戸谷さん。四半世紀ほど、埼玉県を拠点に活動しているものの、意外にも、今展が埼玉県における初の美術館個展とのことです。...
View Article芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル
4月10日より、約1年半の長期休館期間に突入する三菱一号館美術館。その休館前ラストとなる展覧会として現在、“芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル”が開催されています。 幕末を代表する人気浮世絵師・歌川国芳。その数多い弟子の中でも両頭をなす落合芳幾と月岡芳年、最後の浮世絵師とも呼ばれた2人の絵師にスポットを当てた展覧会です。...
View Article第49回 横浜市戸塚区でモネ
ルノアールを筆頭に、モネ、ゴッホ、シャガール・・・と、街を歩いていると、時に、美術界の巨匠たちと同じ名前のお店に出くわします。果たして、それらのお店と巨匠との間に関係はあるのか??気になるようで気にならない。でも、気にしてしまったら、気になって仕方がない。そんな疑問を解消すべく、アートテラーは今日も店へと赴く!!...
View Article本と絵画の800年 吉野石膏所蔵の貴重書と絵画コレクション
現在、練馬区立美術館で開催されているのは、“本と絵画の800年 吉野石膏所蔵の貴重書と絵画コレクション”という展覧会です。 (注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)...
View ArticleWHERE OCEANS MEET
この春、シャネル・ネクサス・ホールでは、“WHERE OCEANS MEET”という展覧会が開催中。弱冠37歳にしてすでに、ヴェネツィア・ビエンナーレを筆頭に、世界の主要な芸術祭に数多く参加している新進気鋭のアーティスト、キューバ生まれのマベル・ポブレットの待望の国内初となる展覧会です。 展覧会の冒頭でまず出逢うのが、「My...
View ArticleThe Original
21_21 DESIGN SIGHTでは現在、“The Original”という展覧会が開催されています。 「The Original」=「世の中に深く影響を与えるデザイン」。展覧会ディレクターを務める土田貴宏さん、企画原案の深澤直人さん、企画協力の田代かおるさんによって厳選されたプロダクト約150点が紹介されています。...
View Article深瀬昌久 1961–1991 レトロスペクティブ
現在、東京都写真美術館で開催されているのは、“深瀬昌久 1961–1991 レトロスペクティブ”という展覧会。1960-70年代の日本写真界を牽引した写真家、深瀬昌久(1934~2012)の国内初となる大回顧展です。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) 深瀬昌久という名前を聞いて、 “深瀬昌久・・・??生瀬勝久なら知ってるけど”...
View Articleルーヴル美術館展 愛を描く
この春、国立新美術館にて、5年ぶりとなるルーヴル美術館展が開催されています。その名も、“ルーヴル美術館展 愛を描く”。 (注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)...
View Article英国アンティーク博物館【BAM鎌倉】
昨年9月。鶴岡八幡宮へと通ずる鎌倉のメイン通り、若宮大路に新たなミュージアムがオープンしました。 その名も、英国アンティーク博物館【BAM鎌倉】。(BAM=BRITISH ANTIQUE MUSEUM)若き日に初訪問した英国文化に強い衝撃を受け、日本屈指の英国アンティークコレクターとなった土橋正臣さんが、約30年に渡って集めた約1000点のアンティークを展示するミュージアムです。...
View Article「展覧会のエ~ッ?!」終了のお知らせ
2021年10月より月1で出演させて頂いていた、TBSラジオの『たまむすび』が今月いっぱいで最終回を迎えます。それに伴い、僕が担当していたコーナー「展覧会のエ~ッ?!」は、31日の番組最終回に先駆けて、昨日15日をもって終了となりました。...
View Articleインターフェアレンス
銀座メゾンエルメス フォーラムで現在、開催されているのは、“インターフェアレンス”という展覧会。 インターフェアレンス?初めて耳にする英単語に戸惑っていると、会場の一角で、その意味がご丁寧に紹介されていました。 ・・・・・とのこと。 今展では、僕らの身体に日常的に干渉しているもの、例えば、光や振動、波動といったゆらぎの感覚を通じて、知覚探究を試みるアーティスト4人が紹介されています。...
View ArticleVOCA展2023
春到来。今年もVOCA展の季節がやってきました。 The Vision of Contemporary Art。略して、VOCA。VOCA展実行委員会に依頼された美術館学芸員や、ジャーナリスト、研究者らが、これぞという40才以下の作家を推薦。その推薦を受けた作家が平面作品の新作を出品し、その優劣を競うガチンコバトルです。...
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