名古屋市美術館、名古屋ボストン美術館、徳川美術館…と、
名古屋の主要なミュージアムは制覇したつもりでいましたが。
よく考えたら、名古屋市博物館だけは、まだ訪れていませんでした。
そこで (…というわけではないのですが) 、今回は、名古屋市博物館へ。
市立の博物館ということで、もう一回りも二回りも小さな建物を予想していましたが。
さすがは、大都市・名古屋。
市立博物館も、とっても立派でした。
(入り口前には、庭が広がっています)
さてさて、そんな名古屋市博物館では、
来年1月14日まで、 “古事記1300年 大須観音展” が開催中です。
こちらは、日本三大観音の1つで、
多くの名古屋市民に親しまれているという大須観音にまつわる展覧会。
1612年に名古屋に大須観音が移転して以来、
その門前町・大須は発展を続け、名古屋市随一の歓楽街として栄えているのだとか。
ちなみに、現在は、大須は、東海地方のオタク街としても発展しているそうで (笑)
大須から誕生したアイドルユニット、その名も 『OS☆U』 が存在しているほど。
・・・・・いろんな意味で、大須は名古屋市民に愛されていますねf^^;
さてさて、そんな大須観音の境内には、 “古典籍の宝庫” と称される大須文庫があります。
所蔵数は、国宝4件、重要文化財37件を含む平安から室町までの仏書・典籍類が、約1万点以上!
その中には、日本最古、世界唯一という書物が多く含まれているという貴重な文庫なのです。
今回の展覧会では、現存最古の古事記写本として名高い国宝の 《古事記》 を筆頭に、
トーハクに寄贈して以来、実に74年ぶりの里帰りとなる 《漢書食貨志》 など、
大須文庫の超貴重な文化財が、一挙に大公開されています!
さらに、 《名古屋名所団扇絵》 や、
明治時代の大須観音の写真、
大須観音の節分会で使われている衣装や大須観音の門前街商店街の絵ハガキなどなど、
大須観音に関する、ありとあらゆるものが展示されており、
“大・大須観音展” といった様相の展覧会でした。
大須観音に日ごろから親しんでいる名古屋市民の皆様には、感慨深いであろう展覧会。
僕のように、大須観音に親しみのない非・名古屋市民には、感慨深くも何ともない展覧会 (笑)
大須観音関連資料はともかくも、大須文庫が保管する貴重な文化財が展示されているわけで。
「それなりに楽しめるかなぁ」 とは思っていたのですが。
その大須文庫コレクションが、ほぼ仏書・典籍類。
大須文庫のコレクションを開設した子供向けのパンフレットを、そのまま紹介するなど、
「なんとか仏書・典籍類に興味を持ってもらおう!」 という博物館の努力は見受けられたのですが。
その努力を上回るほどの、ちんぷんかんぷんさ (笑)
“何が書かれてるのか、よくわかんね┐(´ー`)┌ ”
の連発でした。
唯一わかったのは (?) 、 《口遊》
こちらは、平安時代の児童向けの学習教養書とのこと。
九九が書かれていることは、ちゃんとわかりました (笑)
平安時代にも、 『チャレンジ1ねんせい』 みたいな本があったのですね。
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名古屋の主要なミュージアムは制覇したつもりでいましたが。
よく考えたら、名古屋市博物館だけは、まだ訪れていませんでした。
そこで (…というわけではないのですが) 、今回は、名古屋市博物館へ。
市立の博物館ということで、もう一回りも二回りも小さな建物を予想していましたが。
さすがは、大都市・名古屋。
市立博物館も、とっても立派でした。
(入り口前には、庭が広がっています)
さてさて、そんな名古屋市博物館では、
来年1月14日まで、 “古事記1300年 大須観音展” が開催中です。
こちらは、日本三大観音の1つで、
多くの名古屋市民に親しまれているという大須観音にまつわる展覧会。
1612年に名古屋に大須観音が移転して以来、
その門前町・大須は発展を続け、名古屋市随一の歓楽街として栄えているのだとか。
ちなみに、現在は、大須は、東海地方のオタク街としても発展しているそうで (笑)
大須から誕生したアイドルユニット、その名も 『OS☆U』 が存在しているほど。
・・・・・いろんな意味で、大須は名古屋市民に愛されていますねf^^;
さてさて、そんな大須観音の境内には、 “古典籍の宝庫” と称される大須文庫があります。
所蔵数は、国宝4件、重要文化財37件を含む平安から室町までの仏書・典籍類が、約1万点以上!
その中には、日本最古、世界唯一という書物が多く含まれているという貴重な文庫なのです。
今回の展覧会では、現存最古の古事記写本として名高い国宝の 《古事記》 を筆頭に、
トーハクに寄贈して以来、実に74年ぶりの里帰りとなる 《漢書食貨志》 など、
大須文庫の超貴重な文化財が、一挙に大公開されています!
さらに、 《名古屋名所団扇絵》 や、
明治時代の大須観音の写真、
大須観音の節分会で使われている衣装や大須観音の門前街商店街の絵ハガキなどなど、
大須観音に関する、ありとあらゆるものが展示されており、
“大・大須観音展” といった様相の展覧会でした。
大須観音に日ごろから親しんでいる名古屋市民の皆様には、感慨深いであろう展覧会。
僕のように、大須観音に親しみのない非・名古屋市民には、感慨深くも何ともない展覧会 (笑)
大須観音関連資料はともかくも、大須文庫が保管する貴重な文化財が展示されているわけで。
「それなりに楽しめるかなぁ」 とは思っていたのですが。
その大須文庫コレクションが、ほぼ仏書・典籍類。
大須文庫のコレクションを開設した子供向けのパンフレットを、そのまま紹介するなど、
「なんとか仏書・典籍類に興味を持ってもらおう!」 という博物館の努力は見受けられたのですが。
その努力を上回るほどの、ちんぷんかんぷんさ (笑)
“何が書かれてるのか、よくわかんね┐(´ー`)┌ ”
の連発でした。
唯一わかったのは (?) 、 《口遊》
こちらは、平安時代の児童向けの学習教養書とのこと。
九九が書かれていることは、ちゃんとわかりました (笑)
平安時代にも、 『チャレンジ1ねんせい』 みたいな本があったのですね。
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