デヴィッド・リンチ展 ~暴力と静寂に棲むカオス
今回紹介する美術展は、ラフォーレミュージアム原宿で開催中の “デヴィッド・リンチ展 ~暴力と静寂に棲むカオス” です。デヴィット・リンチと言えば。映画 『ワイルド・アット・ハート』 や 『マルホランド・ドライブ』 、そして、 『ツイン・ピークス』...
View Article土偶・コスモス
岐阜県石山駅から、バスで約50分。「こんなところに美術館なんて、本当にあるの??」と、心配になってしまうくらいの山奥に、その美術館はありました。MIHO MUSEUMです。・・・・・と思ったら、これは、受付カウンター。肝心のMIHO...
View Article富岡鐵斎展
都の西北・早稲田大学に行ってまいりました。たくさんの早大生がキャンパスを行き交う中で、大隈重信像を仰ぎ見たり、大隈講堂を観ているうちに、ちょっとだけ頭が良くなった気がします。(↑この発言が、すでにバカw)さてさて、今回の目的地は、そんな早稲田大学のキャンパス内にある博物館。旧図書館を再生させる形で開館した會津八一記念博物館です。 現在、會津八一記念博物館では、来年の2月2日まで、 “富岡鐵斎展”...
View Article【告知】 現在募集中のアートツアー 【告知】
現在募集中のアートツアーです。アートに興味のない方でも楽しんで頂ける企画となっておりますので、どうぞお気軽にご参加くださいませ定員になり次第、募集は〆切らせて頂きますので、よろしくお願いします。・12/16(日) 大東京お笑い建築ツアー【soさんの立川・国立編】(ただいま、キャンセル待ちでの受付となります)「“建築”って何をどう観たらいいの?? 」...
View Article皇居をぐるりと歩いたならば ~皇居一周建築ツアー②~
大東京お笑い建築ツアーの行程を、誰にでも楽しんで頂けるように、 『もしもの日曜日の建築ツアー』 として提案する企画。「もしも建築ツアーズ ~the architecture tour makes your Sunday...
View Article人間国宝 大坂弘道展 正倉院から甦った珠玉の木工芸
“稲垣仲静・稔次郎兄弟展” に、“磯江毅=グスタボ・イソエ マドリード・リアリズムの異才” に、“生誕100年 船田玉樹展” に、“棚田康司「たちのぼる。」展” に。誰だかよくわからない芸術家 (←失礼!) を取り上げながらも、確実に、満足度・充足度の高い美術展を開催し続けている練馬区立美術館。その打率 (?) の高さは、都内の美術館でも、1、2を争うのではないでしょうか。誠に勝手ながら、密かに、...
View Article古事記1300年 大須観音展
名古屋市美術館、名古屋ボストン美術館、徳川美術館…と、名古屋の主要なミュージアムは制覇したつもりでいましたが。よく考えたら、名古屋市博物館だけは、まだ訪れていませんでした。そこで (…というわけではないのですが)...
View Article我ら明清親衛隊
板橋区立美術館が、毎年秋ごろにお送りする美術展 。今年で、何と通算28回目!テレビ番組で例えると、今年で28年目を迎える 『さんまのまんま』 と同じくらいに息の長い長寿美術展です。さてさて、今年の 『江戸文化シリーズ』 は、 “我ら明清親衛隊 ~大江戸に潜む中国ファン達の群像~”...
View Article新・無料で観れる 美術百選 《東京駅 その2(東京都千代田区)》
前回に引き続き、今回も舞台は東京駅。東京駅の無料で観れる美術作品と言えば。JRの総武・横須賀線のホームに向かう時に目に飛び込んでくる福沢一郎の 《天地創造》 があります。(福沢一郎って、誰?という方は、こちらをクリック)しかし、「まぁ、いつでも紹介できるから、ネタ切れになった時に紹介しよう♪」なんて不敬なことを思っていたら・・・東京駅のリニューアルとともに、すっかり別物に代わっていました (汗)...
View Article中西夏之 韻 洗濯バサミは攪拌行動を主張する 擦れ違い/遠のく紫 近づく白斑
DIC川村記念美術館で開催中の“中西夏之 韻 洗濯バサミは攪拌行動を主張する 擦れ違い/遠のく紫 近づく白斑” に行ってきました。タイトルが長いこと、この上なしの美術展です (笑)こちらは、1950年末にデビューして以来、日本現代美術界のトップを走り続けるアーティスト・中西夏之さん (1935~)...
View Article名君と博物学
羽田空港内のディスカバリーミュージアムで開催中の “名君と博物学” に行ってきました。この展覧会のタイトルが指す 『名君』 とは、細川家8代・細川重賢のこと。彼が28歳で肥後藩の藩主となった時、肥後熊本藩は、前代未聞の財政危機に陥っていたそうな。しかし、のちに “宝暦の改革” と呼ばれる財政改革を行い、見事に藩政を立て直すことに成功。その類まれなる功績から、 「肥後の鳳凰」...
View Article第四十六話 国宝ハンター、おおつ光ルくんと出会う!
~前回までのあらすじ~ 町や村の住民から、クエストと言われる要請を受け、 野原や海、山、密林などで飛竜などの巨大なモンスターをハンティングするモンスターハンターとは違って。 誰の要請も受けていないのに、日本全国で、 鎌倉の大仏などの巨大な国宝も含め、さまざまな国宝をハンティングするのが、国宝ハンター。 誰も協力してくれる仲間がいませんが、今日も、彼はこう呟くのです。 「ひと狩りいこうぜ!」...
View ArticleMU[無]─ペドロ コスタ&ルイ シャフェス
今回、ご紹介するのは、原美術館で開催中の “MU[無]─ペドロ コスタ&ルイ シャフェス” です。ペドロ コスタ&ルイ シャフェスは、映画と彫刻という異なる表現領域で活躍する2人のポルトガル人アーティスト。決して、 『五番街のマリーへ』...
View Article会田誠展:天才でごめんなさい
森美術館の “会田誠展:天才でごめんなさい” に、行ってまいりました。いま最も注目されている日本の現代アーティストの一人である会田誠さんの個展です。もちろん、僕も会田誠さんのことは、以前より注目しており、美術館で個展が開催される日を、今か今かと待ち望んでいたのですが。その待望の初の美術館での個展のタイトルが、 “会田誠展:天才でごめんなさい” 。自分で、 『天才』...
View Articleもっと北の国から~北方アジア探検史
今日は、久しぶりに東洋文庫ミュージアムに行ったわけで。そうしたら、以前より、ミュージアムであることが、わかりやすくなっていたわけで。クリスマス仕様になっていたわけで。そんな東洋文庫ミュージアムでは、現在、 “もっと北の国から~北方アジア探検史” という展覧会が開催されていたわけで。だから、こんな語り口になってしまったわけで...
View Article第四十七話 国宝ハンター、ハードスケジューる!
~前回までのあらすじ~ 日本全国の国宝すべてを目に焼き付ける。 そんな無謀なチャレンジに、あえて挑み続ける国宝ハンター・とに~。 前回の石山寺で、ついに300件目を突破! しかし、ゴールの1085件は、まだまだ遠い― 「なぜ、あなたは国宝全制覇を目指すのか」 そう問われた彼は、こう答えたという。 「そこに国宝があるから(Because it is there.)」...
View ArticlePR: [ウェリス有栖川]モデルルーム公開中 (予約制)
旧宮邸、有栖川記念公園に寄り添う貴重なアドレスとの出逢いから始まった、全57邸。 Ads by Trend Match
View Article馬込時代の川瀬巴水 馬込生活は一番面白い時代でもあった
会期終了まで、あと4日しかないのですが。あまりに、めっけものの美術展だったため、ご紹介させて頂きます。それは、大田区立郷土博物館で開催中の・・・“馬込時代の川瀬巴水 馬込生活は一番面白い時代でもあった” という美術展。こちらは、 『昭和の広重』 と評される風景版画家・川瀬巴水 (1883~1957)...
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