こんばんは。
ATN(=アートテラーニュース)のお時間です。
2021年に発刊され、あの八木亜希子さんも絶賛したという・・・・・
とに~氏の著書『名画たちのホンネ』が、
なんと銀座画廊 美の起原にて展覧会化されることが判明しました。
その名も、“名画たちのホンネ展”。
こちらは、『名画たちのホンネ』の中で取り上げられた名画をもとに、
現代作家たちが新たに生み出した名画の数々を公開する展覧会です。
参加作家は、岡本真実氏、奥山忠氏、片野莉乃氏、
笠原拓三氏、川口絵里衣氏、久保俊太郎氏、桜井旭氏、
清水潤二氏、月乃カエル氏、政井亜子氏、松本亮平氏、Monzo渡邉氏の12名。
どの作家も今回の展覧会のために、とびっきりの新作を制作してくださったようです。
プレゼンターという形でこの展覧会に携わるとに~氏より、コメントが届いております。
「どうもプレゼンターのアートテラー・とに~です。
率直に言って、ビックリしています。
というか、まだ若干、ドッキリを疑っています。
本当に、開催されるんですよね(笑)??
本が出版できただけでも、幸せなことだと思っていましたが。
まさか、それが展覧会になるだなんて!
規模は全然違いますが、中野京子さんの“怖い絵展”以来の快挙でしょう(笑)。
アートテラーとして、この上ない喜びを感じております。
さらに、嬉しかったのが、この企画に12名も参加してくださったこと。
この場を借りて、お礼を申し上げます。
まだ実物は拝見できていないのですが、
完成作の画像はデータで一足先に拝見しております。
本当に力作揃いで、作家の皆様が、
真剣に取り組んでくださったのが、十分に伝わってきました。
お世辞抜きで、展覧会が楽しみです。
こんなにも作家の皆様に尽力いただき、
そして、何より画廊の皆様にも尽力いただきましたので、
僕も最大限に協力はしていこうと思っておりまして。
まず、今回の新作すべてに対して、キャプションを制作します。
元となった名画の登場人物が、新作に対してコメントする新感覚のキャプションです。
また、この展覧会の小冊子が発売される予定なのですが、
そこに、尾形光琳の《紅白梅図屏風》を取り上げた完全新作を寄稿しました。
我ながら、なかなか良い出来になったと自負しています。
とに~先生の新作が読めるのは“名画たちのホンネ展”だけ。
会期は1週間と短いのですが、是非足を運んで頂けると嬉しいです!
ちなみに。
本日より、同じく美の起原にて、僕が審査員を務め、
「とに~賞」を授与した作家・千葉貴明さんの2人展が開催されています。
こちらも併せてチェック頂けましたら幸いです。」
“名画たちのホンネ展”は、来月6月10日から17日まで開催されます。
ただし、日曜日は休廊日なのでお気を付けくださいませ。
とに~氏自ら見どころを解説する動画もアップされているようです。