ただよう記憶の世界
東京におけるアール・ブリュットなどの振興の拠点として、2020年2月にグランドオープンした東京都渋谷公園通りギャラリー。こちらで現在開催されているのが、“ただよう記憶の世界”という展覧会です。 国内外のアール・ブリュットの動向において長く活躍を続ける作家と、近年発表の場を広げつつある作家を、さまざまな角度から紹介する展覧会シリーズ。それが、「アール・ブリュット...
View Articleとに~氏の著書がまさかの展覧会化?!
こんばんは。 ATN(=アートテラーニュース)のお時間です。 2021年に発刊され、あの八木亜希子さんも絶賛したという・・・・・ とに~氏の著書『名画たちのホンネ』が、なんと銀座画廊 美の起原にて展覧会化されることが判明しました。その名も、“名画たちのホンネ展”。...
View Article河本五郎―反骨の陶芸
現在、菊池寛実記念 智美術館では、“河本五郎―反骨の陶芸”が開催されています。 こちらは、「反骨の陶芸家」と呼ばれた瀬戸の陶芸家、河本五郎の、東京では没後初となる大規模な展覧会です。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)...
View Article伝説のファッション・イラストレーター 森本美由紀展
今年2023年は、日本を代表するファッション・イラストレーターとして、特に女性層から絶大な人気を博した森本美由紀の没後10年となる節目の年。それを記念して、現在、弥生美術館では、“伝説のファッション・イラストレーター 森本美由紀展”が開催されています。 もし、森本美由紀の名を知らなかったとしても、彼女が独自のスタイルで描いた女性像は一度ならずとも目にしたことがあるはず。...
View Article竹久夢二 描き文字のデザイン
「夢二式美人」で知られる大正の画家・竹久夢二。その絵ではなく、描き文字に着目したユニークな展覧会、“竹久夢二 描き文字のデザイン”が、竹久夢二美術館で開催されています。 まず紹介されていたのは、夢二が表紙絵を多く手がけたセノオ楽譜。その原画の数々です。...
View Article名画IPPONグランプリ 特別版
先日お伝えした通り、僕の著書『名画たちのホンネ』をもとにした展覧会、“名画たちのホンネ展”が来月6月10日より、銀座画廊 美の起原で開催されます。 それを盛り上げる企画の一環として、このブログでもお馴染みの『名画IPPONグランプリ』的企画も開催。展覧会に出展される作品の中から選んだこちらの3点をお題に・・・・・...
View Article麻生三郎展 三軒茶屋の頃、そしてベン・シャーン
世田谷美術館で開催中の展覧会、“麻生三郎展 三軒茶屋の頃、そしてベン・シャーン”に行ってきました。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)...
View Article吹きガラス 妙なるかたち、技の妙
現在、サントリー美術館で開催されているのは、“吹きガラス 妙なるかたち、技の妙”という展覧会。紀元前1世紀頃に誕生したガラスの技法「吹きガラス」をテーマにした展覧会です。 吹きガラスとは、金属製などの吹き竿にドロドロの熱いガラスを巻きつけ、風船のように口から息を吹き込むことで、素早くかたちを成形していく技法のこと。陶磁器や金属では決して作れない、ガラスの特性を最大限に活かした技法です。...
View Article東京大学・若林鉱物標本
久しぶりに東京大学総合研究博物館に行ってきました。 久しぶりに訪れたら、入り口を入ってすぐのところに、コレクションボックスなる巨大な展示ケースが誕生していました。 埴輪やら標本やら骨格模型やら、何やらが脈絡もなく詰め込まれています。 ごちゃごちゃとしていますが、それが不思議と、ワクワク感に繋がっているような。普通に整然と展示されているよりも、じっくりと足を止めて鑑賞してしまいました。...
View Articleクイズ!ニセハラヒロコ
以前、岡本太郎の名言の中に、一つだけ混じったニセモノを当てるクイズ、その名も、『クイズ!ニセ本太郎』という企画を行いました。今回お届けするのは、その第2弾。『クイズ!ニセハラヒロコ』です。...
View Article染織図案とあかね會 ―その思いを今につむぐ―
2021年11月に丸紅の本社ビルに開館した丸紅ギャラリー。現在、その開館記念展第4弾として、“染織図案とあかね會―その思いを今につむぐ―”が開催されています。 (注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) 「いや、まだ開館記念展やってんのかい!」...
View Article生誕120年 大沢昌助展
今年2023年は、昭和から平成にかけて活躍した洋画家、大沢昌助の生誕120年の節目の年。それを記念して、多くの大沢昌助作品を所蔵する、練馬区立美術館にて、“生誕120年 大沢昌助”展が開催されています。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)...
View Article開館20周年記念展 ジョルジュ・ルオー
今年2023年、パナソニック汐留美術館は開館20周年を迎えました。(↑おめでとうございます!)それを記念して、現在、同館で開催されているのが、“開館20周年記念展 ジョルジュ・ルオー‐ かたち、色、ハーモニー‐”という展覧会。「20世紀最大の宗教画家」とも称されるジョルジュ・ルオーの大規模な回顧展です。 (注:展覧会は一部撮影可。不可の作品の写真撮影は、特別に許可を得ております。)...
View Article写真の中の子どもたち、記憶と想像への旅
長野県御代田町にあるPPAP・・・もとい、MMoPに行ってきました。 MMoPは、「Miyota Museum of Photography」の略で、『写真をテーマにしたまちづくり事業』の一環で2021年の夏にオープンした複合施設です。ちなみに、MMoPと書いて、「モップ」と読みます。「モモップ」と読み間違いしませんように。 さてさて、約...
View ArticleアートなTシャツコレクション~2023初夏~
【ルール】名画をモチーフにしたTシャツを100枚集めたらゴール ・ただし、1アーティストにつき、1枚とする ・ミュージアムショップや展覧会のグッズとしてのTシャツは除外する ・ユニクロ(UT)も除外する ・グラニフも除外する アートなTシャツを集め始めて、早3年。ゴールの100枚にこそまだ達していませんが、アートなTシャツを集めているのが功を奏して・・・・・...
View Article美しき漆 日本と朝鮮の漆工芸
久しぶりに日本民藝館に行ってきました。久しぶりに行ったら・・・・・ ロッカーが誕生していました! そういえば、これまで日本民藝館にはロッカーが無かったのですね。冬に訪れた時って、コートやダウンジャケットはどうしてましたっけ??何はともあれ、これからは身軽に美術鑑賞を楽しむことができます。 さて、そんな日本民藝館では現在、“美しき漆 日本と朝鮮の漆工芸”が開催中です。...
View Article顕神の夢 ―幻視の表現者―
現在、川崎市岡本太郎美術館では、“顕神の夢 ―幻視の表現者―”が開催されています。 出展作家は、約50名。そのメンバーの中には、大正時代に活躍した夭折の洋画家・村山槐多、 村山槐多《裸婦》 1915-16年 町立久万美術館蔵 「孤高の画家」「蠟燭の画家」として知られる髙島野十郎、 髙島野十郎《蠟燭》 戦後期 久留米市美術館蔵...
View Articleとに~氏、週刊連載デビュー!
こんばんは。 ATN(=アートテラーニュース)のお時間です。 実は昨年末より、読売中高生新聞にて、美術界の巨匠に架空のインタビューをするという月1連載・・・・・ アートテラー・とに~の「巨匠に聞いてみた。」を、しれっとスタートさせていたアートテラーのとに~氏。今年の4月からは、美術雑誌『月間ギャラリー』にて、私が観てきた展覧会という連載も始まっていたことが判明しました。...
View Article横尾忠則 銀座番外地 Tadanori Yokoo My Black Holes
現在、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(通称ggg)では、“横尾忠則 銀座番外地 Tadanori Yokoo My Black Holes”が開催されています。 こちらは、現代美術界のスーパースター・横尾忠則さんの、1960年から80年代にかけてのデザイナーの仕事にスポットを当てた展覧会です。...
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