【ルール】
名画をモチーフにしたTシャツを100枚集めたらゴール
・ただし、1アーティストにつき、1枚とする
・ミュージアムショップや展覧会のグッズとしてのTシャツは除外する
・ユニクロ(UT)も除外する
・グラニフも除外する
平年よりも一段と熱い今年の夏。
アートなTシャツの活躍が一段と期待される夏です。
さて、そんな中にも関わらず、今回のロケは、
日本でも有数の暑い県・山梨県で行ってまいりました。
78枚目 川瀬巴水(1883~1957)
タケオキクチから発売されている、
日本を代表する名匠の絵画を落とし込んだプリントTシャツシリーズの一つ。
他にも二代目・歌川広重の浮世絵や、
織田一磨の大阪風景がデザインされたものがありましたが、
“昭和の広重”こと川瀬巴水の《松島双子島》デザインのものを選びました。
絵画の部分は、別の生地にプリントされたものが縫い付けられています。
タケオキクチの公式曰く、
「キャンバスをそのままTシャツに落とし込んだ印象に仕上げています」とのこと。
川瀬巴水の《松島双子島》は木版画なので、
正確に言えば、キャンバスに描かれていないのですが、
まぁ、凝ったデザインなので、細かいことは気にしないようにします。
79枚目 うつゆみこ(1978~)
先日、御代田写真美術館で観た展覧会で、
初めて写真家のうつゆみこさんの存在を知りました。
そして、そのイカレた世界観に心を鷲掴みにされました(←誉め言葉です!)。
帰宅後、うつさんについて調べていたら、
うつゆみこTシャツが販売されているではないですか!
それも、僕が心を撃ち抜かれた《蛸目猫》の!
ということで、速購入。
しかも、嬉しいことにZINEも一緒に送られてきました。
80枚目 マウリツィオ・カテラン(1960~)
猫繋がりで、もう1枚。
こちらは、ROOPTOKYOのTシャツです。
猫ちゃんが灰色のスコッチテープで貼り付けられています。
これは“アート界のジョーカー”の異名を持つマウリツィオ・カテランによる作品、
灰色のスコッチテープでバナナを壁に貼り付けただけの《コメディアン》のパロディ。
あくまでTシャツのデザインなので、
実際に壁に猫をスコッチテープで貼り付けては、ダメ。ゼッタイ。
81枚目 ワシリー・カンディンスキー(1866~1944)
2020年よりVANSとMoMAがコラボし、
さまざまなアイテムを販売していますが、
その第1弾として発売されたうちの1つが、こちらのTシャツ。
前面はとってもシンプルですが、
背面には・・・・・・・
“抽象絵画の父”カンディンスキーの《Orange》が、大胆にプリントされています。
背中で語るタイプのTシャツです(←?)。
82枚目 ロバート・ラウシェンバーグ(1925~2008)
メルカリで見つけたFELISSIMOのTシャツ。
ネオダダを代表するアメリカの美術家、
ロバート・ラウシェンバーグのコラージュ作品が、
前面にでかでかとデザインされています。
さらに、背面には・・・・・
「CHILDREN」だとか「PEACE」だとか、
いろんな英単語が脈絡なく書かれています。
ちょっと何言ってるかわかんない。
80枚目 ラファエロ・サンティ(1483~1520)
WEGOのキレイめブランド、LUCYから販売されている、
MONOTONE ART COLLECTIONのTシャツのうちの1枚です。
デザインされているのは、ラファエロの《サン・シストの聖母》。
と言っても、デザインに採用されているのは全体ではなく、
主役の聖母をさいおいて、その下部に描かれている2体の天使です。
《サン・シストの聖母》のこの2体の天使に着目するなんて。
サイゼリヤスタイルです。
ゴールまで、あと17枚。