Quantcast
Channel: アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5005

浦安鉄筋くだらね~展

$
0
0

 

 

 

1993年に『週刊少年チャンピオン』で連載がスタートし、

今年でめでたく30周年を迎えたドタバタ系人気ギャグ漫画、

「浦安鉄筋家族」シリーズ初の展覧会が、この秋開催されています。

その名も、“浦安鉄筋くだらね~展”

会場は、池袋パルコ本館にあるPARCO FACTORY。

浦安で開催されているわけではないので、ご注意くださいませ。

 

 

 

さてさて、会場は全体を通して、

「浦安鉄筋家族」シリーズの世界感を、

そのまま再現したような作りになっています。

 

 

 

基本的に会場内はすべて写真撮影可能。

すべてがフォトスポットとなっています。

「ご自由に遊んでください」と言われても・・・なアイテムも用意されています。

 

 

 

「浦安鉄筋家族」の住人になりきれれば、

これらを使って楽しい写真が撮れることでしょう。

(自分にはその勇気と覚悟がなかったです)

 

また、他の漫画展と同様に、原画も多く展示されていました。

 

 

 

 

 

ただ、ストーリーに沿って展示されているのではなく、

30年分の連載からよりぬかれた場面がダイジェストのように展示されています。

前後がどんな内容なのか。

気になってしまった方は、

というか、きっと気になってしまうはず。

そんな時は、会場の一角に、

シリーズ全巻がちゃんと取り揃えられているので、

そちらで、ストーリーをチェックしましょう。

 

 

 

ただし、一度読み始めたら、最後。

「浦安鉄筋家族」は、謎の中毒性があるので、

読むのがやめられなくなってしまうかもしれません。

実際、自分は数冊一気読みしてしまいました(笑)

 

 

 

小学生の時は、好きで毎週楽しみにしていましたが、

いつの間にか大人になり、読むのをやめていた「浦安鉄筋家族」シリーズ。

しかし、あれから30年経った今も連載が続いていることに、

しかも、相変わらず、くだらない笑いを続けていることに、不思議な感動を覚えました。

この世の中で変わらないものがあるとしたら、

それが、「浦安鉄筋家族」シリーズなのかもしれません。

・・・・・いや、さすがにそれは良く言い過ぎました。

 

ということで、今回の展覧会を通じて、

「浦安鉄筋家族」シリーズの素晴らしさを、

改めて実感できたことは良かったのですが。

展覧会そのものに関していえば、

一般1200円は高すぎる印象を受けました。

作品についての説明は、ほとんど無かったですし。

展示されている原画も、他の原画展に比べて少ないですし。

平日の午後に訪れたのですが、

僕以外のお客がいなかったのも、なんか納得です。

タイトルに“くだらね~”とありますが、まさにタイトルに偽りなし。

ほし(星なし)

 

 

ちなみに。

受付を済ませると、もれなく特典パンフレットが付いてきます。

さらに、もれなくメガシャキも付いてきました。

 

 

 

こんなところに来てる場合か?!

「目を覚ませ!」ってことなのでしょうか。

 

 

 

 

1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!

Blogランキングへ にほんブログ村 美術ブログへ


Viewing all articles
Browse latest Browse all 5005

Trending Articles