アートテラー的お茶漬け生活 ~その捌~
永谷園のお茶づけ海苔に封入されている東海道五十三次カード。全55枚揃えるには、何日かかるのか?アートテラー・とに~が体を張って検証する企画。それが・・・・・5月17日。皆様、今日が何の日かご存知でしょうか?正解は、お茶漬の日。本日5月17日は、永谷園の創業者・永谷嘉男の先祖にあたり、江戸時代にお茶の製法を発明し、煎茶の創始者とされる永谷宗七郎 (宗円)...
View Articleよみがえる画家-板倉鼎・須美子展
目黒区美術館で開催中の “よみがえる画家-板倉鼎・須美子展” に行ってきました。こちらは、昭和初年にパリで活躍した洋画家、板倉鼎・須美子夫妻にスポットを当てた展覧会です。“よみがえる”...
View ArticleAlan Chan「HELLO GINZA!」
現在、銀座にあるポーラミュージアム アネックスでは、“Alan Chan「HELLO GINZA!」” が開催中。香港出身の世界的なインテリアデザイナーAlan Chanによる 『銀座』 をテーマにした展覧会です。僕には、あまりピンと来ませんでしたが。Alan Chanにとって、銀座のイメージは、ゼブラクロス (横断歩道)...
View Article第百四十一話 国宝ハンター、運転する!
~前回までのあらすじ~NZのKHをHTしているKHT。(日本全国の国宝をハンティングしている国宝ハンター・とに~)初のOIKでUKMBをHT!(初の大分県で臼杵磨崖仏をハンティング!)そして、OIKでのYA。(そして、大分県での夜が明けた。)大分2日目。本日は、『U.S.A.』 を目指します。・・・・・と言っても、アメリカではなく、大分県の北部、国東半島の付け根に位置するU.S.A (=宇佐)...
View Article中村彝 生誕130年記念~芸術家たちの絆展~
今年2017年は、中村屋サロンの中心メンバーであった中村彝 (なかむらつね) の生誕130年の節目の年。それを記念して、現在、中村屋サロンでは、“中村彝 生誕130年記念~芸術家たちの絆展~” が開催されています。パトロンである新宿中村屋の創業者夫妻の長女・俊子を描いた 《小女》 や、中村彝 《小女》 1914年 株式会社中村屋蔵どことなく野間口徹 (もしくは鶴見慎吾) に似ている気がする...
View ArticleMIMOCAコレクション じつはいろいろあるんです!
うどんでお馴染みの (?) 香川県丸亀市へとやってきました。こちらには、かねてより一度は訪れてみたかった美術館があります。それは、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館。これまでに外観の写真は、ネット上で何度も目にしていましたが・・・想像していたよりも、遥かに大きかったです!!意外な巨大建造物ぶりに、思わず 「びゃあ゛ぁ゛゛ぁでかひぃ゛ぃぃ゛ぃ゛」...
View Article画家の眼がとらえた美
昨年7月に秋田県立美術館で始まった展覧会を皮切りに、大阪、広島と巡回していたホキ美術館の名品展が、先日、佐賀県立美術館にて終了。半年以上ぶりに、ホキ美術館の名品の数々が千葉のホームへと戻ってきました。そんな久しぶりの通常運転モードのホキ美術館では、11月21日まで、“画家の眼がとらえた美” という展覧会が開催されています。背中美人を描かせたら右に出る者はいない森本草介さんや、森本草介 《光の方へ》...
View Article素晴らしきミュージアムショップの世界 商品番号114
本日は、大分県立美術館のミュージアムショップで見つけた素敵なお菓子をご紹介いたします。それが、こちらのさいコロがし (1600円)。創業二百余年、大分県で最も古い和菓子舗、但馬屋老舗 (←自ら老舗と名乗ってる! )...
View Article色あせない風景 滝平二郎の世界 展
絵本 『八郎』 や、八郎 (日本傑作絵本シリーズ)/福音館書店『モチモチの木』 の挿絵でお馴染みの・・・モチモチの木 (創作絵本6)/岩崎書店滝平二郎の画業を振り返る展覧会、“色あせない風景 滝平二郎の世界 展” が開催中の三鷹市美術ギャラリーに行ってきました。お恥ずかしながら、この展覧会を通じて初めて、“滝平 二郎”(たきだいら じろう)...
View Article横尾忠則 HANGA JUNGLE
町田市立国際版画美術館で開催中の “横尾忠則 HANGA JUNGLE” に行ってきました。こちらは、一昨年に高松宮殿下記念世界文化賞を受賞した横尾忠則さんによる版画展、いや、HANGA展で、初期の作品から最新作まで約250点のHANGAが、会場を埋め尽くしています。まさに、横尾JUNGLE!怪しげな生態系が広がる空間に、うっかり足を踏み入れてしまったような。妙なドキドキ感 (恐怖?興奮?)...
View Article第百四十二話 国宝ハンター、挽回する!
~前回までのあらすじ~日本の国宝1108件を全て目にする。「ざわ…ざわ…」 と周囲がざわつこうとも、「とても………正気の沙汰とは思えない……!」...
View Article千一億光年トンネル 奥村綱雄、Nerhol、水戸部七絵
現在、ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションでは、夏の企画展として、“千一億光年トンネル 奥村綱雄、Nerhol、水戸部七絵”...
View Article「岡本太郎×建築」展
現在、川崎市岡本太郎美術館で開催されているのは、“「岡本太郎×建築」展 ─衝突と協同のダイナミズム―” という展覧会。岡本太郎と建築家との交流や、そのコラボレーションによって生まれた作品を紹介する展覧会です。岡本太郎と交流のあった建築家と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは、丹下健三ではないでしょうか。松尾スズキが岡本太郎役を演じて話題となったドラマ...
View Article神の宝の玉手箱
現在、サントリー美術館では、六本木開館10周年記念展として、“国宝《浮線綾螺鈿蒔絵手箱》修理後初公開 神の宝の玉手箱” が開催中です。こちらは、昔話 『浦島太郎』 でお馴染みの玉手箱をテーマにした展覧会で、日本全国の神社や博物館から、玉手箱と玉手箱にまつわる品々が大集結しています。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)浦島太郎のイメージが強いので、「玉手箱=重箱」...
View Article【告知】 現在募集中のアートツアー 【告知】
現在募集中のアートツアーです。アートに興味のない方でも楽しんで頂ける企画を心掛けております。初参加の方も多いので、どうぞお気軽にご参加くださいませ♪...
View Article新・無料で観れる 美術百選 《宝童稲荷神社(東京都中央区)》
銀座天賞堂のキューピッドが見つめるその先に、今回ご紹介したい無料で観れる美術作品はありました。G4 BRICKS BLD.(ジーフォーブリックスビル)...
View Articleサカツ・コレクション 日本のポスター芸術:明治・大正・昭和の彩り
うらわ美術館で開催中の展覧会、“サカツ・コレクション 日本のポスター芸術:明治・大正・昭和の彩り” に行ってきました。こちらは、飲料・食品商社のサカツコーポレーションが、長年かけて蒐集した明治末期から大正、昭和初期のポスターコレクション、通称、サカツ・コレクションにスポットを当てた展覧会で、『マッサン』 でも話題になったポスターや、片岡敏郎・井上木它 赤玉ポートワインポスター...
View Article名刀礼賛―もののふ達の美学
泉屋博古館分館で開催中の “名刀礼賛―もののふ達の美学” に行ってきました。こちらは、泉屋博古館分館で開催される初の刀剣の展覧会で、兵庫県の黒川古文化研究所が所蔵する名刀の数々が、初めて東京でまとめて紹介されています。ちなみに、黒川古文化研究所へは、昨年、国宝ハンターの一環で訪れたのですが、とにかく駅から遠かったという印象しかないです (笑)(参考記事→第百二十話...
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