意外とゲスいルネサンスの芸術家名ランキング
前回お届けした “意外とゲスい美術用語ランキング” が、意外と反響が大きかったため、今回は・・・“意外とゲスいルネサンスの芸術家名”を衝撃度順にランキング形式でご紹介いたします。普段、何げなく呼んでいる (?) ルネサンスの芸術家の名前。実は、その多くが、あだ名です。例えば、エル・グレコは、 『ギリシャ人』 という意味のあだ名 (本名:ドメニコス・テオトコプーロス)僕で言えば、 “日本人!”...
View Articleちひろと初山滋 ー永遠のコドモー
現在、ちひろ美術館・東京では、“ちひろと初山滋 ―永遠のコドモ―” が開催されています。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております)こちらは、いわさきちひろが敬愛し続けた画家・初山茂の没後40年を記念して開催される展覧会です。さてさて、多くの方が、初山滋という名前にピンと来てないことでしょう。初山滋 (1897~1973)...
View Articleホキ美術館大賞展/新 私の代表作展
日本で唯一の写実画専門の美術館としてオープンして早3年、今や、すっかり名実ともに “写実の殿堂” として定着した感のあるホキ美術館。写実画専門の美術館として、確固たる地位を築いていますので。その地位に、あぐらをかいていても良さそうな気もするのですが。3周年を迎えたホキ美術館は、新たなるチャレンジとして、現在、 “ホキ美術館大賞展/新 私の代表作展”...
View Article新・無料で観れる 美術百選 《新宿110ビル(東京都新宿区)》
新宿駅西口から徒歩2分という立地に、今年5月にオープンした新宿110ビル。地下街にアクセスしたく、ビル内の階段を利用したところ・・・アート作品が、目に飛び込んできました!!作者は、MOTアニュアルやあいちトリエンナーレでも活躍している野老朝雄さん。(ちなみに、 “野老” と書いて、 “トコロ” と読みます)「繋げる事」 をテーマに掲げ、TOKOLO PATTERN (トコロ柄/トコロ紋)...
View Article朝倉彫塑館 リニューアルオープン
美術館巡りが趣味という方とお話をすると、ほぼ間違いなく、 「都内のオススメの美術館は?」 という流れになります。で、その時、多くの方が、その名前を挙げているのが、朝倉彫塑館です。それだけに、一度朝倉彫塑館を訪れたいと思っていたのですが、待てど暮らせど (?)...
View Article明治のこころ モースが見た庶民の暮らし
現在、江戸東京博物館では、開館20周年記念特別展として、“明治のこころ モースが見た庶民の暮らし” が開催されています。・・・・・・・って、あれあれ?昨年のこの時期にも、江戸東京博物館では、開館20周年記念特別展が開催されていたような??(昨年に開催されていた開館20周年記念特別展の記事は、こちらに)ちなみに、気になって調べてみたところ、来年3月18日~5月11日に開催予定の “大江戸と洛中”...
View Article美しき日本
根津美術館、五島美術館、静嘉堂文庫美術館・・・と、東京には、財界人のコレクションによる美術館が数多くありますが。大阪を代表する財界系美術館と言えば、《曜変天目茶碗》 を含む国宝9件を有する藤田美術館が、その筆頭に挙げられましょう。そんな藤田美術館コレクションの礎を築いたのは、関西No.1と謳われたコレクター・藤田傳三郎 (1841~1912)...
View Article【告知】 現在募集中のアートツアー 【告知】
現在募集中のアートツアーです。アートに興味のない方でも楽しんで頂ける企画となっておりますので、どうぞお気軽にご参加くださいませ定員になり次第、募集は〆切らせて頂きますので、よろしくお願いします。11/30(土) 大東京お笑い建築ツアー【六本木編】12/1(日) 大東京お笑い建築ツアー【朝の表参道編】「“建築”って何をどう観たらいいの?? 」...
View Article第七十話 国宝ハンター、破れる!
~前回までのあらすじ~ 1089件すべての国宝を目にする。 そんなチャレンジを続けている国宝ハンター。 しかし、前回、まさかの国宝ハンティング数の水増し疑惑が浮上。 2年前のスタート時から、カウントし直したところ、2件の国宝を重複してカウントしていたことが判明した。 これでは、国宝ハンターファンの皆様に対する “(国宝) 見た見た詐欺” と捉えられても致し方ない。...
View Article井戸茶碗 戦国武将が憧れたうつわ
現在、根津美術館では、 “井戸茶碗 戦国武将が憧れたうつわ” が開催されています。こちらは、侘び茶道具の最高峰と称される 「井戸茶碗」 をテーマにした展覧会です。出展されているのは、根津美術館が所蔵する井戸茶碗だけでなく、 小井戸茶碗 銘 忘水 朝鮮・朝鮮時代 16世紀 根津美術館蔵重要文化財の 《井戸茶碗 銘 越後》 や、五指に入る大井戸茶碗との定評がある 《大井戸茶碗 銘 有楽》...
View Article再発見!大阪の至宝
大阪市立美術館へ行ってまいりました。“大阪府立” ではないですよ。 “大阪市立” です。市立とは思えない立派すぎる建物に、思わず圧倒されてしまいました。(東京には、大阪市立美術館に匹敵する区立美術館や市立美術館はないもんなァ・・・)さてさて、そんな大阪市立美術館では、12月8日まで、 “再発見!大阪の至宝”...
View Article第七十一話 国宝ハンター、折り返す!!
~前回までのあらすじ~ はい、どーもこんにちは!国宝ハンターです。よろしくお願いしまーす。 世の中にある国宝をすべて目にするために、これからも頑張っていかなあかんなぁ思うてます。 そんな国宝ハンターは、ついに大阪に上陸しましてん。 実は、大阪は、東京、京都、奈良県に続いて、国宝の多い県でして。 右から、国宝さん、国宝さん、ひとつ飛ばして国宝さん。...
View Article天上の舞 飛天の美
サントリー美術館で開催中の “天上の舞 飛天の美” に行ってきました。こちらは、空を飛び、舞い踊る天人 “飛天” に焦点を当てた展覧会です。普段、あまり意識されることがないであろう飛天ですが。ガンダーラの石彫にも、 《仏伝浮彫「マーラの誘惑・降魔成道・初転法輪」》仏具にも、 《金銅迦陵頻伽文華鬘》建築の一部にも、 《薬師寺東塔水煙 模造》仏教美術にも、...
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