大観・春草・御舟と日本美術院の画家たち
昨年、鳴り物入りでオープンし、美術界に旋風を巻き起こした岡田美術館。約1年ぶりに、訪れてまいりました。昨年の段階では、まだ無かったミュージアムショップや、昭和初期の日本家屋を改装したカフェ・開化亭がオープンしていたり、 庭園の整備が進んでいたり、ますます進化を遂げていた岡田美術館。ますます目が離せないことになっていました。そんな岡田美術館が、先日、めでたく1周年の日を迎えることになりました...
View Article御法(みのり)に守られし、醍醐寺
本年度よりリニューアルオープンした渋谷区立松濤美術館。そのリニューアル記念特別展の第2弾として、 “御法(みのり)に守られし、醍醐寺”</font>...
View ArticlePR: 子ども・子育て支援新制度の利用に向けて-政府ITV
新制度ではどのような事業が始まるのか?利用の手続は?費用は?などについてご紹介 Ads by Trend Match
View Article新・無料で観れる 美術百選 《勝どきビュータワー(東京都中央区)》
大江戸線勝どき駅に直結している超高層ビル・勝どきビュータワー。勝どきエリアのランドマーク的存在とも言えるこのビルに、見逃せないアートがあります。勝どきの風物詩や生活をシルエットで表現した三角形のパネルを、48枚組み合わせて制作された土屋公雄さんの 《記憶のシルエット》...
View Articleウフィツィ美術館展
今回ご紹介するのは、2014年芸術の秋・大本命の美術展、 “ウフィツィ美術館展―黄金のルネサンス ボッティチェリからブロンヅィーノまで―” です。こちらは、イタリアを代表するウフィツィ美術館のコレクションを、まとまった形で紹介する日本初の美術展です。展示の目玉は、何と言っても、ボッティチェリの代表作 《パラスとケンタウロス》...
View Article国宝の刀 ―伝えられた武士(もののふ)の心
現在、永青文庫では、 “国宝の刀 ― 伝えられた武士(もののふ)の心” が開催されています。展示の目玉は、何と言っても永青文庫が所蔵する国宝の刀4口すべての一挙展示。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております)展示ケースの左から、国宝の刀、国宝の刀、国宝の刀、一つ飛ばすことなく国宝の刀。圧巻です。どの刀も、国宝に相応しいオーラを放っていましたが。一際、まぶしさを感じたのが、 《刀 金象嵌銘...
View Article東京オリンピックと新幹線
今年2014年は、東京オリンピックが開催されてから、ちょうど50年目の節目の年。さらに、新幹線が開業されてから、ちょうど50年目の節目の年でもあります。そこで、この昭和時代の2大トピックにスポットを当てた・・・“東京オリンピックと新幹線” が、江戸東京博物館にて開催されています。会期は、11月16日まで。展覧会は、全部で3章仕立て。第1章は、戦後に発刊された娯楽雑誌や、「三種の神器」...
View Articleアートテラー・とに~氏、連載デビュー?!
こんばんは。ATN (=アートテラーニュース) の時間です。ここ最近、ラジオに出演したり、中学校の全校生徒の前で、 “アートがちょっと好きになる” 講演をしたり、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ世間に露出しているアートテラー・とに~氏が、ついに連載デビューを果たしたというニュースが飛び込んでしました。とに~氏が連載を開始したのは・・・なんと朝日新聞の夕刊紙!毎週水曜の美術面の 『4で知るアート』...
View Articleフェルディナント・ホドラー展
今年2014年は、日本とスイスの国交が樹立して、ちょうど150年目を迎える節目の年。それを記念して、現在、国立西洋美術館では、スイスの国民的画家フェルディナント・ホドラー (1853~1918) の最大規模の回顧展が開催されています。“フェルディナント・ホドラー展”...
View ArticleTHE MIRROR
昭和5年より、銀座4丁目の街並みを見つめ続けてきた名古屋商工会館。今年2014年の秋をもって、その長い歴史に幕を下ろします。そんな歴史ある建造物を、ただ普通に取り壊してしまうのは、もったいない。そこで、解体前の名古屋商工会館を舞台に、たった23日間限定のアートイベント “THE MIRROR”...
View Article東山御物の美 -足利将軍家の至宝-
室町時代に足利将軍家によって収集されたコレクション。それが、東山御物。東山御物は、単なる一貴族の美術コレクションというわけではありません。足利将軍家によって収集された唐物 (=中国の美術品) のコレクションを観て、当時の日本人は、 「なんて素晴らしいのだ!」 と感銘を受け、それらを受容しました。そして、自分たちが作る絵画や工芸の規範としたのです。つまり、東山御物は、日本美術におけるクラシック...
View Article日本国宝展
本日ご紹介する展覧会は、東京国立博物館で開催中の “日本国宝展” です。シンプルなタイトルその通りに、日本の国宝をテーマにした展覧会。建造物と美術工芸品を合わせた有形文化財1092件のうち、なんと約120件がトーハクに集結しています。日本美術をテーマにした展覧会のポスターに、よく 「国宝○件!重要文化財○件!」 というコピーがありますが。今回の展覧会に関して言えば、出品作品すべてが国宝。...
View Article第八十六話 国宝ハンター、泣けてくる!
~前回までのあらすじ~ 秋深き隣は何をする人ぞ。 私は、日本全国の国宝すべてを観て回る人ぞ。 現時点で612件の国宝を目にしたぞ。 今年中に、700件をハンティングしてみせるぞ。今年の秋は、国宝の当たり年と言っても過言ではありません。こんなにも東京で国宝が観られるとは。都内を巡るだけで、国宝がわんさかハンティング出来てしまいました。まずは、根津美術館で開催中の・・・“名画を切り、名器を継ぐ...
View Articleウィレム・デ・クーニング展
ブリヂストン美術館で開催中の “ウィレム・デ・クーニング展” に行ってきました。こちらは、ジャクソン・ポロックと並んで、戦後のアメリカで開花した抽象表現主義を先導した画家ウィレム・デ・クーニングにスポットを当てた展覧会です。今回のデ・クーニング展の核となるのは、ジョン・アンド・キミコ・パワーズの秘蔵デ・クーニングコレクション。ジョン・アンド・キミコ・パワーズと言えば、昨年、国立新美術館で開催された...
View Articleボストン美術館 ミレー展―傑作の数々と画家の真実
今年2014年は、ジャン=フランソワ・ミレーの生誕200年となるメモリアルイヤー。そんなメモリアルな年に相応しいメモリアルな美術展、“ボストン美術館 ミレー展―傑作の数々と画家の真実”...
View Article岡部嶺男 火に生き 土に生き
今回ご紹介する展覧会は、菊池寛実記念 智美術館で開催衆の “岡部嶺男 火に生き 土に生き” 。「土を宝石に変えた鬼才の陶芸家」 と称される岡部嶺男の代表作を含めた約65点の作品を紹介する展覧会です。岡部嶺男 (1919~1990) の父は、 『美味しんぼ』...
View Article夢見るフランス絵画
本日ご紹介する美術展は、 “夢見るフランス絵画 印象派からエコール・ド・パリへ” 。Bunkamuraザ・ミュージアムにて、12月14日まで開催されています。ルノワールや、 ピエール=オーギュスト・ルノワール 《宝石をつけたガブリエル》1908-10年頃 油彩・キャンヴァスモネといった印象派の画家たちの作品と、 クロード・モネ 《エトルタ、夕日のアヴァル断崖》1883年...
View Article素晴らしきミュージアムショップの世界 商品番号91
本日は、 “日本国宝展” のミュージアムショップ・・・『日本国宝店』 で販売中のミュージアムグッズを紹介させて頂きます。『日本国宝店』 が、猛プッシュしているのが、国宝土偶グッズです。オーソドックスに (?) 、国宝土偶のガチャガチャもありますが。...
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