虎屋文庫のお菓子な展示77
つい先日、ブリヂストン美術館が、大々的なリニューアル工事のため、長い休館期間に入ってしまいましたが。実は、赤坂にある虎屋文庫も、本社ビルの建て替えのため、6月16日をもって長い休館期間に入ってしまうそうです。そこで、現在、休館前ラストを飾る展覧会として、これまでの展覧会を振り返る “虎屋文庫のお菓子な展示77” が開催されています。記念すべき第1回 (1973年) の “富岡鉄斎と虎屋展”...
View Article第百一話 国宝ハンター、石田純一る!
~前回までのあらすじ~ 心の中の “リトル国宝ハンター” が高野山へ行けと囁いたので、高野山を訪れたとに~。 国宝はハンティングできたものの、その聖地っぽくなさに、ちょっとガッカリしてしまう。...
View Article速水御舟とその周辺 ―大正期日本画の俊英たち
今年2015年は、天才日本画家・速水御舟 (1894~1935) の没後80年という節目の年。それを記念して、世田谷美術館では、“速水御舟とその周辺 ―大正期日本画の俊英たち” が開催されています。タイトルに、 「その周辺」 とあるように。速水御舟の作品だけでなく、速水御舟の師や兄弟子の作品や、終生良きライバル関係にあった小茂田青樹の作品、 小茂田青樹 《四季草花図・夏》 1919年...
View Articleレオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展
現在、東京富士美術館にて、今年のアートシーン・・・いや、今後10年、はたまた今後100年のアートシーンに残る美術展が開催されています。その名も、 “レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展 ~日本初公開「タヴォラ・ドーリア」の謎~” 。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)あの 《タヴォラ・ドーリア》 が・・・作者不詳(レオナルド・ダ・ヴィンチに基づく)...
View Article“二十四孝”考
二十四孝。それは、古代中国において特に親孝行だった24人を紹介した物語です。江戸時代には、広く庶民にまで知られていたようで、浮世絵や欄間彫刻、落語などの題材によく使われています。...
View Article着想のマエストロ 乾山見参!
5月27日 (水) より7月20日 (月・祝) まで (一部展示替えあり) 、サントリー美術館で開催されている “着想のマエストロ 乾山見参!”...
View Article没後30年 鴨居玲展 踊り候え
東京ステーションギャラリーで開催中の “没後30年 鴨居玲展 踊り候え” に行ってきました。今年で没後30年を迎える洋画家・鴨居玲 (1928~1985) の大規模な回顧展です。知名度はそこまで高くない鴨居玲ですが。熱心なファンは意外と多く (かくいう僕もその一人です!)...
View Article【告知】 現在募集中のアートツアー 【告知】
現在募集中のアートツアーです。アートに興味のない方でも楽しんで頂ける企画を心掛けております。初参加の方も多いので、どうぞお気軽にご参加くださいませ♪...
View Article素晴らしきミュージアムショップの世界 商品番号98
本日は、原美術館のミュージアムショップで見つけた商品をご紹介いたします。こちらのミュージアムグッズは、お風呂場で使うグッズです。というわけで、早速、箱から取り出してお風呂場へ。これは、どこからどう見てもUFOです。それも、キャトルミューティレーションの真っ最中のUFOです。その名も、UFOソープポンプ (¥1814)...
View Article没後10年 「長新太の脳内地図」展
今回ご紹介する展覧会は、ちひろ美術館・東京で開催中の “没後10年 「長新太の脳内地図」展” です。(注:会場は撮影禁止です。記事に使用している画像は、特別に提供して頂いたものです)今年で没後10年となる絵本作家・長新太。“ナンセンスの神様” と呼ばれた彼の頭の中を覗くべく、「センスとナンセンス」「イマジネーション」 の2部構成で長新太の世界に迫った展覧会です。 実は何を隠そう...
View Article新・無料で観れる 美術百選 《北の丸公園その2(東京都千代田区)》
以前・・・といっても、5年以上も前の話ですが。「北の丸公園に行った際には、是非、ご覧頂きたい彫刻作品があります!」 と、新海竹太郎の作った 《北白川宮能久親王騎馬銅像》 を紹介したことがあります。(その時の記事は、こちら)そして、先日、久しぶりに北の丸公園を歩いていたら、またまた是非ご覧頂きたいの彫刻作品を発見してしまいました。・・・・・ちょっと離れすぎていますね。彫刻のモデルとなった本人から、...
View Article古今東西100人展
現在、ワタリウム美術館では、 “古今東西100人展” という展覧会が開催されています。こちらは、ワタリウム美術館の現代美術コレクションを中心に、絵画や立体、写真、映像作品を含む約225点を一挙に紹介する展覧会です。展覧会タイトルからも想像がつくでしょうが。古今東西の100人のアーティストの作品が紹介されています。否、正確には112人 (!)...
View Article李傑展 The voice behind me
資生堂ギャラリーで開催中の “李傑展 The voice behind me” に行ってきました。2013年のヴェネチア・ビエンナーレでは香港館の代表に選ばれた際に、ウォール・ ストリート・ジャーナルで 『ビエンナーレ必見ベスト5のアーティスト』 と紹介された李傑 (リー・キット) 。その待望の日本初個展です。展覧会のタイトルにある “The voice behind me”...
View Article中国宮廷の女性たち 麗しき日々への想い
渋谷区立松濤美術館で開催中の “中国宮廷の女性たち 麗しき日々への想い” に行ってきました。こちらは、北京市内の古刹万寿寺内にある北京藝術博物館が所蔵する8万件のコレクションの中から、中国宮廷の女性たちの服飾品や宝飾品、また宮廷を飾っていた工芸品を中心に紹介した展覧会です。中国宮廷のセレブのための服の数々に、...
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