眠らない手:エルメスのアーティスト・レジデンシー展Vol. 2
エルメス財団によって招聘されたアーティストたちが、エルメスのさまざまな工房 (クリスタル、革、シルク等) に滞在し、その工房の卓越した技術を持つ職人とともに、制作活動に取り組むというユニークなプログラム。それが、アーティスト・レジデンシー。そんなアーティスト・レジデンシーの成果を発表する展覧会、“眠らない手:エルメスのアーティスト・レジデンシー展”...
View Article木下直之全集:近くても遠い場所へ
これまで数々の斬新な展覧会を発信してきたGallery A4 (ギャラリーエークワッド)。その100展目を飾る記念すべき展覧会、“木下直之全集:近くても遠い場所へ” が12月7日よりスタートしました。こちらは、Gallery...
View Article国宝 雪松図と動物アート
現在、三井記念美術館で開催されているのは、“国宝 雪松図と動物アート” という展覧会。こちらは、すっかり年始年末の恒例となった三井記念美術館のコレクション展です。例年はお正月に限定公開されている円山応挙筆の国宝 《雪松図屏風》 ですが。今回は、なんと会期中まるまる公開されています。国宝 《雪松図屏風》 円山応挙筆 江戸時代・18世紀...
View Article浅野いにおの世界展~Ctrl+T2~
サンシャインシティ展示ホールAで開催中の展覧会、“浅野いにおの世界展~Ctrl+T2~” に行ってきました。『ソラニン』 や 『おやすみプンプン』 などのヒット作で知られ、同時代の若者を中心にカリスマ的な人気を誇る漫画家・浅野いにお氏。(↑ライブドローイング直後の浅野いにお氏)その画業20周年を記念する大々的な展覧会です。会場では、デビュー作の 『素晴らしい世界』 から、現在連載中の...
View Article群馬直美展 ネギの一生と葉っぱたちの一年
国営昭和記念公園内にある花みどり文化センターにやってきました。こちらのギャラリー1で、現在開催されているのは、“群馬直美展 ネギの一生と葉っぱたちの一年” という展覧会。30数年以上一貫して、葉っぱを描き続けているという、「洋画家」 ならぬ 「葉画家」 の群馬直美さんの最新個展です。「葉画家」...
View Articleタータン 伝統と革新のデザイン展
寒い日が続きますね。マフラーや手袋のお世話になっている方も多いことでしょう。さてさて、そのマフラーや手袋、柄は “タータン” ではありませんか?もしくは、冬用のジャケットやコート、スカート、それらの柄が、“タータン” では?また、ファッションだけにとどまらず、クッションカバーやソファーカバー、ラグマットの柄が “タータン”...
View Article棗にまつわるエトセトラ
茶道具のひとつで、抹茶を入れる木製漆塗の蓋物容器。それが、棗 (なつめ) です。掌の中におさまる、その控えめなサイズ感からか、これまであまりスポットが当てられることがなかった棗。そんな棗を大々的にフィーチャーした展覧会が、現在、東京国立近代美術館工芸館で開催されています。その名も・・・“棗にまつわるエトセトラ”。間違いなく、PUFFYを意識しています...
View Article図録・オブ・ザ・イヤー2018
今年もこの季節がやってまいりました。展覧会の内容は一切加味することなく、ただただ図録の良し悪しだけを、アートテラー・とに~が独断と偏見で評価する “図録の祭典” 。それが・・・図録・オブ・ザ・イヤーです。アート業界のごく一部の人から熱い視線を集めるこの企画。今年2018年、その栄冠に輝いたのは、一体どの図録なのでしょうか?第10位...
View Articleバッドアート美術館展
“ルーヴル美術館展” に、“プラド美術館展” に、“フィリップス・コレクション展” に。今年もさまざまな美術館のコレクション展が開催されてきましたが。この冬、東京ドームシティ内のGallery AaMoでは、日本初となる “バッドアート美術館展” が開催されています。バッドアート美術館 (Museum of Bad Art。通称MOBA)...
View Article【告知】 現在募集中のアートツアー 【告知】
現在募集中のアートツアーです。アートに興味のない方でも楽しんで頂ける企画を心掛けております。初参加の方も多いので、どうぞお気軽にご参加くださいませ♪ (男女比は、7:3くらいで女性が多いです。...
View Article国宝 雪松図と動物アート
現在、三井記念美術館で開催されているのは、“国宝 雪松図と動物アート” という展覧会。こちらは、すっかり年始年末の恒例となった三井記念美術館のコレクション展です。例年はお正月に限定公開されている円山応挙筆の国宝 《雪松図屏風》 ですが。今回は、なんと会期中まるまる公開されています。国宝 《雪松図屏風》 円山応挙筆 江戸時代・18世紀...
View Article博物館に初もうで
あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。皆様のアートライフのお役に立てますよう、イノシシ年生まれの年男として、2019年は例年以上に日本中を駆け巡りますので、どうぞよろしくお願いいたします。さてさて、今年の美術展はじめは、例によって東京国立博物館へ。例によって、トーハク新年恒例企画 “博物館に初もうで” を鑑賞してまいりました。2004年よりスタートした...
View Article岩崎貴宏「Layer and Folding」
GINZA SIXの6階にある銀座 蔦屋書店。アートと日本文化に特化し、「アートのある暮らし」を提案する蔦屋書店です。特にアートブックの品揃えは、世界一の呼び声が高く、世界中から集められた約6万冊 (!)...
View ArticleTHE STEAMPUNK 螺子巻奇譚
約5年ぶりに、東京スカイツリータウン・ソラマチにある郵政博物館を訪れました。前身は、かつて大手町にあった逓信総合博物館、通称 「ていぱーく」。国内で唯一、郵便や電話といった “情報通信関係” の収蔵品を紹介するミュージアムです。そんな郵政博物館で、現在開催されているのが、“THE STEAMPUNK 螺子巻奇譚 (ねじまききたん)” という展覧会。こちらは、「電信(telegraph)」...
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