ラスト・ウキヨエ 浮世絵を継ぐ者たち
現在、太田記念美術館では、トム・クルーズ主演のあの映画を彷彿とさせるタイトルの展覧会が開催されています。その名も、“ラスト・ウキヨエ 浮世絵を継ぐ者たち” 。浮世絵の全盛期であった江戸時代以降、つまり明治時代の浮世絵、「最後の浮世絵師」 たちの作品を紹介する展覧会です。これまで、「最後の浮世絵師」...
View ArticleSense Island -感覚の島- 暗闇の美術島
東京湾最大の自然島で、横須賀市の沖合に位置し、かつてショッカーのアジトとして劇中に何度も登場した無人島。それが、猿島です。バーベキューや海水浴、海釣りも楽しめるとあって、日中は大人気の猿島ですが、17時には最終の直行便が出航してしまいます。つまり、それ以降、猿島は、完全に無人島と化すのです。そんな無人島なった日没後の猿島で、11月いっぱい開催されるのが、“Sense Island -感覚の島-...
View Article【告知】 現在募集中のアートツアー 【告知】
現在募集中のアートツアーです。アートに興味のない方でも楽しんで頂ける企画を心掛けております。初参加の方も多いので、どうぞお気軽にご参加くださいませ♪ (男女比は、7:3くらいで女性が多いです。 また、おひとりで参加される方が大半ですので、一人でもふらっと遊びにいらしてください!...
View ArticleBook:33 『線は、僕を描く』
■線は、僕を描く 作者:砥上裕將 出版社:講談社 発売日:2019/6/27 ページ数:322ページ両親を交通事故で失い、喪失感の中にあった大学生の青山霜介は、アルバイト先の展覧会場で水墨画の巨匠・篠田湖山と出会う。なぜか湖山に気に入られ、その場で内弟子にされてしまう霜介。それに反発した湖山の孫・千瑛は、翌年の 「湖山賞」 をかけて霜介と勝負すると宣言する。水墨画とは、筆先から生みだされる 「線」...
View Article窓展:窓をめぐるアートと建築の旅
この秋、東京国立近代美術館でスタートしたのは、“窓展:窓をめぐるアートと建築の旅” という展覧会です。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)展覧会のテーマは、ズバリ 「窓」。YKK AP株式会社が設立した一般財団法人 窓研究所と、東京国立近代美術館とがタッグを組んで実現した展覧会です。会場では、アンリ・マティスの絵画作品を筆頭に、アンリ・マティス 《待つ》 1921-22年...
View Article第百七十九話 国宝ハンター、煽られる!
~前回までのあらすじ~日本全国にある国宝をすべて目にしたい!そんな “こくほうずラブ” な男・とに~。2011年より国宝ハンターとしての活動をスタートし、つい先月には、1019件目の国宝をゲットするにいたった。その活動が地味に認められ、これまでに国宝に関する本を出版。さらに、テレビ出演や雑誌への寄稿、先日も、『ノジュール』...
View Article東山魁夷の青・奥田元宋の赤 -色で読み解く日本画-
フェルメールブルーに、シャガールみたいな青い夜に、ゴッホのイエローに、マティスの赤、“黒の魔術師” マネ・・・etc、自分色というべき独自の色を持つ西洋の画家は、多数存在していますが。実は、日本画の世界にも、「東山魁夷の青」 や、東山魁夷 《年暮る》 1968(昭和43)年 紙本・彩色 山種美術館 「奥田元宋の赤」 をはじめ、独自の色を持つ画家は存在しています。奥田元宋 《奥入瀬(秋)》...
View Article石内都展 都とちひろ ふたりの女の物語
現在、ちひろ美術館・東京で開催されているのは、“石内都展 都とちひろ ふたりの女の物語” という展覧会。2014年に 『写真界のノーベル賞』 と言われるハッセルブラッド国際写真賞を、アジア人女性として初めて受賞した国際的な写真家・石内都さんの最新個展です。タイトルにある 「都とちひろ」 。「ちひろ」 はもちろん、いわさきちひろのことですが、「都」...
View Article北斎 視覚のマジック 小布施・北斎館名品展
現在、すみだ北斎美術館では、北斎没後170年を記念して、“北斎 視覚のマジック 小布施・北斎館名品展” という展覧会が開催されています。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)こちらは、前回の “茂木本家美術館の北斎名品展” に次ぐ、他館とのコラボ展。長野県小布施町にある北斎館の名品の数々を一挙公開するものです。「栗と北斎と花のまち」...
View ArticleMission21 《明日の神話》をすす払いせよ!
《太陽の塔》 と同時期に制作され、“塔と対をなす” といわれる岡本太郎の最高傑作の一つ。それが、《明日の神話》。2008年より、渋谷マークシティー連絡通路内に恒久設置されています。JRと京王井の頭線の渋谷駅を結ぶこの通路は、なんと、1日30万人以上が行き来しているのだそう。それだけに、《明日の神話》...
View Article大浮世絵展―歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演
この秋、江戸東京博物館で開催されているのは、“大浮世絵展―歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演” という展覧会。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)こちらは、2014年に同じく江戸東京博物館で開催された “大浮世絵展” に続く第2弾で、歌麿、写楽、北斎、広重、国芳という 「浮世絵界のビッグ5」...
View Article未来と芸術展
2009年の “医学と芸術展”、2016年の “宇宙と芸術展” 。それに続く第3弾として、現在、森美術館で開催されているのが、“未来と芸術展” です。AI、バイオ技術、ロボット工学、AR (拡張現実) といった最先端のテクノロジー。その影響を受けて生まれたアートや建築、デザインを紹介する展覧会です。なお、展覧会の正式名称は、“未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか”...
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