三鷹市美術ギャラリー収蔵作品展Ⅰ 靉嘔
三鷹市美術ギャラリーでは、今年2020年より、5年間5回にわたって、収蔵作品展を開催するそうです。その第1弾として開催されているのが、“三鷹市美術ギャラリー収蔵作品展Ⅰ 靉嘔”。 (注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。) 三鷹市美術ギャラリーが、もっとも多く作品を収蔵する、現代美術家・靉嘔さんにスポットライトを当てた展覧会です。靉嘔という字面を見て、「文字化け??」...
View Article鈴木藏の志野 造化にしたがひて、四時を友とす
現在、菊池寛実記念 智美術館で開催されているのは、“鈴木藏の志野 造化にしたがひて、四時を友とす” という展覧会。 「志野」 の重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝の陶芸家、鈴木藏 (おさむ) さんによる志野茶碗の近作・新作を中心に紹介する展覧会です。 (注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) なお、副題の “造化にしたがひて、四時を友とす” は、松尾芭蕉の紀行文 『笈の小文』...
View Articleベルナール・ビュフェ回顧展 私が生きた時代
現在、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の展覧会、“ベルナール・ビュフェ回顧展 私が生きた時代” に行ってきました。 (注:館内は写真撮影禁止。この記事に使用している画像は、特別に提供頂いたものです) こちらは、戦後フランスを代表する画家の一人、ベルナール・ビュフェ (1928~1999)...
View ArticleアートなTシャツコレクション~2020冬~
【ルール】名画をモチーフにしたTシャツを100種類集めたらゴール ・ただし、1アーティストにつき、1種類とする ・ミュージアムや展覧会のグッズとしてのTシャツは除外する ・ユニクロ (UT) も除外する...
View Article美を結ぶ。美をひらく。 美の交流が生んだ6つの物語
現在、サントリー美術館では、リニューアル・オープン記念展の第3弾として、“美を結ぶ。美をひらく。 美の交流が生んだ6つの物語” が開催されています。 この展覧会では、サントリー美術館のコレクションの中から、古伊万里、鍋島、琉球の紅型、和ガラス、江戸・明治の浮世絵、そして、エミール・ガレ作品の6つのジャンルをフィーチャー。それらの作品が、作品にまつわるストーリーと併せて展示されています。...
View Article岩崎文庫の名品―東洋の叡智と美
現在、東洋文庫ミュージアムでは、“岩崎文庫の名品―東洋の叡智と美” が開催中です。 約100万冊 (!) という驚異の蔵書数を誇る東洋文庫。その柱ともいうべき重要なコレクションが、三菱財閥3代社長・岩崎久彌が個人的に収集した古典籍のコレクションです。通称、岩崎文庫。その総数は、実に約3万8千点です。...
View Article上田 薫
本来の予定であれば、埼玉県立近代美術館にて来年1月11日まで、開催されているはずだった企画展 “上田 薫” が・・・・・ (注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ観点から、12月23日をもって会期が終了となってしまいました。残念ではありますが、その勇気ある決断を支持したいと思います。...
View Article図録・オブ・ザ・イヤー2020
さぁ、今年もこの季節がやってまいりました。展覧会そのものの出来不出来は一切関係なし!ただただ図録の素晴らしさを、アートテラー・とに~が独断と偏見で評価する “図録の祭典”。それが・・・・・図録・オブ・ザ・イヤーです。アート業界のごくごく一部の人だけが注目しているという年末恒例企画 (笑)展覧会の中止や延期など、いろいろあった今年2020年、その栄冠に輝いたのは、果たして、どの図録なのでしょうか?!...
View Article【告知】 現在募集中のアートツアー 【告知】
注:新型コロナウイルスの影響により、通常のアートツアーはしばらく中止とさせて頂きます。再開は状況を見て判断いたしますm(__)m現在募集中のアートツアーです。アートに興味のない方でも楽しんで頂ける企画を心掛けております。初参加の方も多いので、どうぞお気軽にご参加くださいませ♪ (男女比は、7:3くらいで女性が多いです。...
View Article芳年―激動の時代を生きた鬼才浮世絵師
先日、約1年ぶりに埼玉県立近代美術館を訪れたところ・・・・・ 見たことのない新キャラが誕生していました!!名前は、MOMASうさぎとのこと。全然関係ないですが、そういえば、昔、NOVAうさぎってのもいましたよね。 閑話休題。北浦和にある埼玉県近美に行ったその足で、数年ぶりに、うらわ美術館にも足を伸ばしてみることにすると、こちらにも新キャラが誕生していました。 うらわ美術館...
View Article日本のたてもの―自然素材を活かす伝統の技と知恵
2020年12月17日。ユネスコの無形文化遺産に、「伝統建築工匠の技 木造建造物を受け継ぐための伝統技術」 が登録されました。そのグッドタイミングで、東京国立博物館で開催されているのが、“日本のたてもの―自然素材を活かす伝統の技と知恵” という展覧会。 会場は、たてもの自体が重要文化財である表慶館です。 その中に一歩足を踏み入れると、法隆寺の五重塔や石山寺の多宝塔、...
View Article【特別展】東山魁夷と四季の日本画
いろいろあった2020年。そのラストを飾るべく、現在開催中の特別展、“東山魁夷と四季の日本画” を観に、山種美術館に行ってきました。 昭和の国民的画家と謳われた東山魁夷。そんな彼の作品を、「四季」 や 「風景」 といったテーマで紹介する展覧会です。さらには、東山魁夷だけでなく、近現代の日本画家たちが描いた、「四季」 や 「風景」 をテーマにした作品も併せて紹介されています。 結城素明...
View Article2020年アートテラーどうでもいい事件簿
今年も残すところ、あとわずかですね。間違いなく、ここ十数年でもっとも歴史に残る一年が、ようやく終わろうとしています。いわゆるステイホーム期間では、“観シュランガイド”...
View Article博物館に初もうで
皆さま、あけましておめでとうございます。 本年も、皆様のアートライフに、少しでもお役に立てますよう、楽しい記事を休まずお届けしますので、どうぞよろしくお願いいたします。 さてさて、2021年も、美術はじめはこちらで。 そう。日本の美の殿堂、東京国立博物館です。コロナのせいで、獅子舞や和太鼓など、毎年1月2日3日に開催されていたイベントは、さすがに中止となりましたが。“博物館に初もうで”...
View Article江戸のエナジー 風俗画と浮世絵
本来の予定では、静嘉堂文庫美術館で、昨年の春に開催される予定であった “江戸のエナジー 風俗画と浮世絵” 。一時は開催が危ぶまれましたが、会期を変更して、無事に開催される運びとなりました。 こちらは、静嘉堂文庫の収蔵品の中から、江戸時代の風俗画、および浮世絵コレクションにスポットを当てた展覧会です。 まず序章で紹介されていたのは、修理後初公開となる英一蝶の 《朝暾曳馬図》。 英一蝶...
View Article帰ってきた!芸術家検索ワード連想クイズ
“芸術家検索ワード連想クイズ” とは、インターネットで、同時に検索されている関連ワードから、検索された芸術家を当てるクイズです。まずは、例題を。...
View Article田中一村展―千葉市美術館収蔵全作品
現在、千葉市美術館で開催されているのは、“田中一村展―千葉市美術館収蔵全作品” という展覧会です。 2010年に千葉市美術館で開催され、話題となった “田中一村 新たなる全貌”...
View Articleブラチスラバ世界絵本原画展
現在、千葉市美術館では、田中一村展と併せて、“ブラチスラバ世界絵本原画展” も開催されています。 (注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) チケットは共有となっています。1粒で2度おいしい。まるでグリコのような千葉市美術館です。 と、それはさておき。まずは、ブラチスラバ世界絵本原画展 (略して、BIB)...
View Articleミレーから印象派への流れ展
現在、そごう美術館で開催されているのは、“ミレーから印象派への流れ展” という展覧会。農民画家として知られるミレーの作品から、モネやルノワール、セザンヌといった印象派の画家たちの作品まで。19世紀フランス美術の流れを辿ることができる展覧会です。...
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