没後70年 南薫造
現在、東京ステーションギャラリーでは、“没後70年 南薫造” という展覧会が開催されています。 南薫造。 その3文字熟語のような字面だけ見ると、日本酒や仏像の製法のように思えますが (←?)。南薫造 (1883~1950)...
View Article美術トリビア!!!
もし、本家の 『トリビアの泉』 がまだ存続していたら投稿したかった、思わず 「へぇ」 と言いたくなる美術トリビアの数々をご紹介した前回の記事から約半年。また新たなトリビアが溜まってきたので、ここらで一挙に放出したいと思います。それでは参りましょう!まずはこちらのトリビアから。...
View Article2021年宇宙の旅 モノリス
現在、原宿のGYRE GALLERYで開催されているのは、“2021年宇宙の旅 モノリス _ウイルスとしての記憶、そしてニュー・ダーク・エイジの彼方へ” という展覧会。そのタイトルからピンと来た方もいらっしゃるでしょうが、スタンリー・キューブリック監督によるSF映画の金字塔・・・・・ 『2001年宇宙の旅』...
View Articleテート美術館所蔵 コンスタブル展
現在、三菱一号館美術館で開催されているのは、“テート美術館所蔵 コンスタブル展” という展覧会です。 ターナーと並んでイギリスの風景画の2大巨匠と称される、19世紀の画家ジョン・コンスタブルの日本では実に35年ぶりとなる大回顧展。出展作品の大多数が、イギリスのテート美術館から来日した作品です。このご時世に無事に開催できたことだけでも、ありがたい限り!イギリス美術を堪能できる貴重な機会です。...
View Articleまちへ出よう展 ~それは水の波紋から始まった~
国際的に活躍した現代美術キュレーター、ヤン・フートと、ワタリウム美術館がタッグを組み、1995年に青山エリアで開催された伝説の展覧会。それが、“水の波紋95” です。...
View Article馬で富士山を超えるという奇跡
美術の世界には、奇跡を起こしたヒーローが数多く存在する。もしも、そんな彼らにヒーローインタビューを行ったなら・・・? インタビュアー (以下:イ) 「放送席、放送席。 こちらには、聖徳太子さんにお越し頂いております」聖徳太子 (以下:聖) 「あ、どうも。最近は、厩戸王って言われる機会も増えてきたので、...
View Article第24回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)
美術界の春の風物詩。岡本太郎現代芸術賞。通称TARO賞。岡本太郎の遺志を継ぎ、「時代を創造する者は誰か」 を問うための賞です。国籍、年齢の制限はなし。プロアマ問わず誰でも応募可能となっています。さらには、表現の技法も一切制限なし!高さ5m×幅5m、もしくは、奥行き5m以内であれば、平面でも立体でもOK!まさに、美術界の異種格闘技戦のような公募展です。...
View Article電線絵画展-小林清親から山口晃まで-
現在、練馬区立美術館で開催されているのは、“電線絵画展-小林清親から山口晃まで-” という展覧会。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) 日本初、いや、おそらく世界でも初となる、電線や電柱が描かれた絵画にスポットを当てた展覧会です。 “電線や電柱が描かれた絵なんて、あったっけ??”...
View Article狩野派と土佐派 幕府・宮廷の絵師たち
現在、根津美術館で開催されているのは、“狩野派と土佐派 幕府・宮廷の絵師たち” という展覧会です。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)...
View Article勝手に芸術家キャッチフレーズ
『芸術家のあだ名に関する説』アートテラー・とに~が、自らが信じる説を持ち寄り検証していく新企画。突然ですが、皆様、芸術家のあだ名と聞いて、何を思い浮かべますか?例えば、ゴッホ。彼には、「…ameblo.jp 『芸術家のあだ名に関する説 第2弾』アートテラー・とに~が信じる美術に関する説を検証していく企画。それが、『水曜日のアートテラー』...
View Article樹の一脚展 人の営みと森の再生
現在、GALLERY A4 (エー クワッド) では、“樹の一脚展 人の営みと森の再生” という展覧会が開催されています。 こちらは、30人 (組) の作家・工房が、今展のために制作した 「一脚の椅子」 を展示するものです。 使用されているのは、木材。それもただの木材でなく、神戸の六甲山と、埼玉県の三富 (さんとめ)...
View Articleムーミン コミックス展
現在、茨城県近代美術館では、“ムーミン コミックス展” が開催されています。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) ここ数年、ムーミンの原画を紹介する展覧会は、何度か開催されてきましたが。それらはすべて、ムーミンの小説や絵本の原画を紹介するものでした。しかし、今回の展覧会で紹介されているのは、新聞連載されていた漫画版のムーミンの原画です。...
View Article3.11とアーティスト:10年目の想像
現在、水戸芸術館 現代美術ギャラリーでは、“3.11とアーティスト:10年目の想像” という展覧会が開催されています。 もう10年なのか。まだ10年なのか。東日本大震災のあの日から、まもなく10年の月日が経とうとしています。...
View Article備品まるごとHOWマッチ
今回お届けするのは、美術館でよく見かける備品の値段を当てるクイズ。それが、『備品まるごとHOWマッチ』。あの備品は一体いくらなのか?ニアピン賞を目指して、頑張ってくださいませ。 【第1問】 美術館や博物館で展示品を輝かせるために欠かせないのが、照明です。鑑賞中に、天井を見上げる機会は、そうないかもしれませんが、天井に目を向けてみると、そこには無数の照明が取り付けられています。 ここで問題。...
View Article【告知】 現在募集中のアートツアー 【告知】
注:新型コロナウイルスの影響により、通常のアートツアーはしばらく中止とさせて頂きます。再開は状況を見て判断いたしますm(__)m現在募集中のアートツアーです。アートに興味のない方でも楽しんで頂ける企画を心掛けております。初参加の方も多いので、どうぞお気軽にご参加くださいませ♪(男女比は、7:3くらいで女性が多いです。...
View Article特別展「大地のハンター展~陸の上にも4億年~」
現在、国立科学博物館では、“ミイラ展” 以来、実に1年以上ぶりとなる特別展が開催されています。 その名も、“大地のハンター展 ~陸の上にも4億年~”。哺乳類や爬虫類、両生類、鳥類など、陸上で生活するハンター (=捕食者) たちを紹介する展覧会です。...
View Article「震災と未来」展-東日本大震災10年-
日本科学未来館で開催中の特別展、“「震災と未来」展-東日本大震災10年-” に行ってきました。 こちらは、NHKがこれまで記録、蓄積してきた映像や資料をもとに、震災の記憶や復興の取り組み、今後の災害に対する備えなどを紹介する展覧会です。 まず、会場の冒頭で紹介されていたのは、地震発生時や津波が上陸した際の映像の数々でした。...
View Article浅見貴子展 変容のプロセス
現時点では、聖火リレーが本当に開催されるのか微妙なところですが。2018年より中村屋サロン美術館でスタートしたリレー、“中村屋サロン アーティストリレー” は無事に開催されているようです! “中村屋サロン アーティストリレー” とは、出展作家自身が次の作家を指名し、リレー形式で展覧会を繋いでいく、「テレフォンショッキング」 形式 (?)...
View Article約4年ぶりにツインツインが復活!
こんばんは。 ATN (=アートテラーニュース) のお時間です。 アートテラー・とに~初となる冠番組、『そろそろ美術の話を…』 がスタートして半年が経ちました。毎回豪華なゲストが登場し、業界の一部では話題となっているようです。特にここ最近配信された回では、練馬区立美術館の小野寛子さん出演回が話題となった模様。 そろそろ美術の話を… - #017...
View ArticleVOCA展2021
全国の美術館学芸員、ジャーナリスト、研究者らによって推薦された、40才以下の若手作家が平面作品の新作を出品するという方式で開催される展覧会。それが、VOCA展です。壁面に展示できて、250cm×400cm以内のサイズであれば、出展OK!平面作品=絵画作品、版画作品に限らず、映像作品や写真作品も出展OKとなっています。また、“厚さ20㎝以内であれば平面とみなす”...
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