山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ
水戸芸術館で開催中の “山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ” に行ってきました。 《前に下がる 下を仰ぐ》 2014 紙に鉛筆、ペン、水彩、墨 36.6x 28.9cm ©YAMAGUCHI Akira,Courtesy Mizuma Art...
View Articleコルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏
東北地方の仏像をテーマにした “特別展 みちのくの仏像” が絶賛開催中の東京国立博物館。今度は、その表慶館にて、インドの仏教美術をテーマにした・・・ (注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております)“コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏 仏教美術の源流”...
View Articleわが愛憎の画家たち ― 針生一郎と戦後美術
国宝ハンターとして仙台に行ったついでに、宮城県美術館を訪れました。 設計したのは、昭和を代表する建築家・前川國男。なんとなく 『キン肉マン』 に登場する超人サンシャインを彷彿とさせる建築です。美術館の敷地には、アリスの庭というスペースがあるのですが・・・ アリス・・・なのか??ちょっとよくわからなかったです (笑)さてさて、そんな宮城県美術館で、現在開催されているのが、“わが愛憎の画家たち ―...
View Article生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村
もはや国民的な人気を誇る江戸の絵師・伊藤若冲と、「菜の花や月は東に日は西に」 という俳句でもお馴染みの俳人にして絵師の与謝蕪村。一見すると、2人には何の接点もないような気がしますが、実は、ともに1716年生まれのタメであり、ご近所さんでもありました。そんな2人の代表作や新出作品を紹介している美術展が、現在、サントリー美術館で開催中の “生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村”...
View Article国立西洋美術館常設展&世紀末の幻想
国立西洋美術館では、 “グエルチーノ展” が絶賛開催中ですが。今回は、あえてそちらはスルーして、常設展示室を鑑賞してまいりました。と言いますのも。3月17日より、国立西洋美術館の常設展示室にて、とんでもない作品が展示されているというのです。これは行かないわけにいきません。その作品とは、昨年の7月にクリスティーズにて、624万2500ポンド (10億8600万円) の値段で落札されたフェルメールの...
View Article大アマゾン展
現在、国立科学博物館では、世界最大面積を誇る熱帯雨林アマゾンをテーマにした “大アマゾン展” が開催中です。ただの “アマゾン展” ではありません。“大アマゾン展” です。その看板に偽りなし。約400点もの貴重な資料を通じて、アマゾンを大冒険した気分になれる展覧会でした。アマゾンと言えば、綺麗な鳥。 アマゾンと言えば、綺麗な蝶。...
View Article第九十七話 国宝ハンター、押しきる!
~前回までのあらすじ~ 日本全国にある1093件の国宝を目にするために、旅を続ける国宝ハンター・とに~。 これまでに、実に720件の国宝をハンティングしてきました。 残り400件を切り、難易度はアップ。 講演の仕事や旅行のプランを立てる時には、つい近くにある国宝が気になってしまうほどに。 彼は、今日も、こう呟く。 「そこに国宝はあるのかい?」...
View Articleマグリット展
東京では13年ぶりとなるルネ・マグリットの大回顧展、その名もズバリ “マグリット展” が、国立新美術館で開催されています。(注:館内の写真撮影は、取材用に特別に許可を頂いております)出展作品は、実に約130点と過去最大クラス。もちろん、すべてがマグリットの作品です。しかも、ただボリュームがあるというわけではなく、クオリティも過去最高クラス。今回の展覧会のメインビジュアルになっている 《ゴルコンダ》...
View Article18世紀の江戸絵画
明後日29日まで板橋区立美術館では、 “18世紀の江戸絵画” が開催中です。こちらは、コレクション展ということで、なんと無料。しかも、写真撮影がOKとなっています! 「18世紀」 というテーマは、さすがに広く、全体的には、大きなまとまりが無かったような感じが否めませんでしたが。印象に残るインパクトの強い作品は、いくつもありました。例えば、伝 小田野直武の 《新蕨飛虻図》...
View Article新・無料で観れる 美術百選 《早稲田大学 戸山キャンパス(東京都新宿区)》
本日は、早稲田大学にやってきました。と言っても、早稲田キャンパスではなく、戸山キャンパスです。目指すは、その戸山キャンパス内で一番高い建物。33号館高層棟です。現在の33号館は、二代目。耐震強度の問題から数年前に建て替えられたそうです。その際に、かつて西早稲田キャンパス13号館にあった長谷川路可のフレスコ画が移設されたとのこと。そして、そのフレスコ画は、確かに1階ロビーにありました。長谷川路可...
View Article日常事変
ちょっとニヤリとさせられるチラシに惹かれたので・・・思い切って、川口市立アートギャラリー・アトリアへ足を運んできました。こちらは、サッポロビール埼玉工場の跡地に、2006年にオープンした小さなアート施設です。市立美術館であるため、年間の半分くらいは、川口市に関する美術展が開催されているようですが。年に何本かは、現代アート展が開催されている模様です。そして、現在開催されているのが、冒頭のチラシの...
View Articleボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美
本日ご紹介する美術展は、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の “ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美” です。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております)ボッティチェリと言えば、昨年、東京都美術館で開催された “ウフィッツィ美術館展” が記憶に新しいところです。34年ぶりに代表作の 《パラスとケンタウロス》 が来日し、話題となりました。...
View Article27時間アートツアー開催決定!
こんばんは。ATN (=アートテラーニュース) の時間です。先日、32歳の誕生日を迎えたアートテラーのとに~氏が、自身のライフワークの一つであるアートツアーの現時点での集大成として、『27時間アートツアー...
View Article5杯目 これが、ルノワール丼だ!
俺は、今、モーレツに腹が立っている!美術展の期間に合わせてレストランが提供する限定メニューってあるだろ?あれは、何で、フレンチだとか、スイーツだとか、女が喜ぶメニューばっかりなんだ?!漢 [おとこ]...
View Article石田尚志 渦まく光
横浜美術館で開催中の “石田尚志 渦まく光” に行ってきました。こちらは、国内外の美術展や映画祭で活躍するアーティスト・石田尚志さんの初となる大規模な個展です。 「石田尚志 渦まく光」展覧会ビジュアル(デザイン:古屋貴広)石田尚志さんは、抽象的な線を少しずつ描き、それをコマ単位で撮影することで、 “動く絵”...
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