美術トリビア!!
もし、本家の 『トリビアの泉』 がまだ存続していたら投稿したかった、思わず 「へぇ」 と言いたくなる美術トリビアの数々をご紹介した前回の記事から約1年。また新たにトリビアが溜まってきたので、一挙に放出したいと思います。まずはこちらのトリビアから。 「The Ueno Forest Museum」 ではなく、「The Ueno Royal...
View Article漫画少年とトキワ荘~すべてはここから始まった~
今年7月。豊島区内に新たなミュージアムが誕生しました。その名も、豊島区立トキワ荘マンガミュージアム。 手塚治虫や石ノ森章太郎、赤塚不二夫、藤子不二雄といった、マンガ家のレジェンドたちが若手時代を過ごしたあの 「トキワ荘」...
View Articleあるがままのアート ‐人知れず表現し続ける者たち‐
日本の美術教育の最高学府、東京藝術大学。その構内にあり、東京藝術大学が運営する東京藝術大学大学美術館では、現在、“あるがままのアート ‐人知れず表現し続ける者たち‐” という展覧会が開催されています。 こちらは、正規の美術教育を受けていない人たちによるアート、いわゆる 「アール・ブリュット」 や 「アウトサイダー・アート」 の展覧会です。ここ近年、「アール・ブリュット」 や...
View Article月岡芳年 血と妖艶
現在、太田記念美術館で開催されているのは、“月岡芳年 血と妖艶” 。最後の浮世絵師ともいわれた月岡芳年の魅力を、「血」 「妖艶」 「闇」 という3つのテーマで紹介する展覧会です。 1階と2階の展示室で紹介されていたのは、「妖艶」 と 「闇」 の2つのテーマ。 「妖艶」 では、どことなく妖しさが漂う女性たちが登場する浮世絵を、「闇」...
View ArticleTakahiro Matsuo「INTENSITY」
現在、ポーラ ミュージアム アネックスでは、“Takahiro Matsuo「INTENSITY」” が開催中。テクノロジーと美を駆使して、光のアートワークを制作するインタラクティブアーティスト、松尾高弘さんのポーラ ミュージアム アネックスでは、実に9年ぶりとなる最新個展です。 出展されているのは、新作を含む3点。まず紹介されていたのは、《Phenomenon》 という映像作品です。...
View Article高橋士郎 古事記 展 神話芸術テクノロジー
先日は、緊急事態宣言が解除されて以来に、川崎市岡本太郎美術館へ。久しぶりに訪れたら、太郎さんのパネルがマスクをしていました。「感染が爆発だ!」 とならないよう、最大限の注意を払ってくれているようです。 そんな太郎さんのパネルとともに、入口で来館者を迎えてくれたのが、何とも怪しげな手と・・・・・・ アマビエらしきキャラクターとカブトムシ。...
View ArticleMANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020
現在、国立新美術館で開催されているのは、“MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020” という展覧会。 一昨年にパリで開催され、3万人超を動員した話題の展覧会・・・・・ ©MANGA ⇔ TOKYO Japonismes 2018 “MANGA⇔TOKYO”...
View Article続・無料で観れる 美術百選 《虎ノ門ヒルズビジネスタワー(東京都港区)》
本日から始まりました新企画、『続・無料で観れる 美術百選』。街中で無料で見られる美術作品を100点紹介しようという企画です。内容は、『無料で観れる 美術百選』 や 『新・無料で観れる 美術百選』 と全く一緒。改めまして、どうぞよろしくお願いいたします。 さてさて、新装開店1発目にやってきたのは、今年6月にオープンしたばかりの話題のスポット、虎ノ門ヒルズビジネスタワーです。...
View ArticleChocomoo EXHIBITION -OUR SECRET PARTY-
2020年6月に、原宿駅の真向かいにオープンした複合施設・ウィズ原宿 (WITH HARAJUKU)。 その3階にあるWITH HARAJUKU HALLで、8月13日よりスタートしたのが、“Chocomoo EXHIBITION -OUR SECRET PARTY-”。国内外で活躍する人気イラストレーターChocomooさんの3年ぶり、過去最大規模となる個展です。もし、Chocomoo...
View ArticleRe construction 再構築
今年2020年、練馬区立美術館は、めでたく開館35周年を迎えました。それを記念して、現在開催されているのが、“Re construction 再構築” という展覧会。現代作家とともに練馬区立美術館の所蔵作品を再解釈し、新たな視点を提案しようというものです。 参加している現代作家は、全部で4人。まず 「色」 のセクションを担当するのは、流麻二果さん。...
View Articleゲストキュレーターへの道 #3
この秋、富山県美術館で開催される展覧会、“TADのベスト版 コレクション+(プラス)─あなたならどう見る?─”。そのメインビジュアルがついに完成したそうです! 4人のゲストキュレーターが参加するということで、何かを見つめる4つの顔が組み合わされたデザインとなっています。シュールでインパクトのあるメインビジュアルですね。...
View Article没後15年─心の絆─ ロバート・ハインデル展
現在、代官山ヒルサイドフォーラムでは、“没後15年─心の絆─ ロバート・ハインデル展” が開催されています。こちらは、その生涯にわたって、ダンサーを主題とした絵を描き続け、『現代のドガ』 と呼ばれたアメリカの画家ロバート・ハインデルの回顧展です。 (注:館内は写真撮影禁止です。特別な許可を得て撮影しています。)...
View Article大江戸歳事記
現在、すみだ北斎美術館で開催されているのは、“大江戸歳事記” という展覧会。本来は、春に開催される予定でしたが、会期を6/30~8/30に変更して開催されています。 テーマは、江戸の年中行事。正月や端午の節句、お月見といった毎年行われる歳事・イベントを、葛飾北斎とその門人たちが描いた作品約120点を通して紹介する展覧会です。 大山北李 《享保雛図》 (前期) すみだ北斎美術館蔵 葛飾応為...
View Article続・無料で観れる 美術百選 《銀座線虎ノ門駅(東京都港区)》
先日8月1日。リニューアルした銀座線虎ノ門駅、その渋谷方面行ホームに、新たにパブリックアートが設置されました。 コップのフチ子みたいな恰好をした女性が10人ちょっと。一体、どんな顔をしているのでしょうか?近づいて観てみると・・・・・・・・・・・・ まさかのタイガーマスク!“虎” ノ門だけに! 続・無料で観れる 美術百選002 中谷ミチコ 《白い虎が見ている》...
View Articleヨコハマトリエンナーレ2020~横浜美術館編~
2020年。札幌国際芸術祭や、さいたま国際芸術祭、北アルプス国際芸術祭など、多くの芸術祭が中止、あるいは延期となる中で、“ヨコハマトリエンナーレ2020” は本来の開幕予定より2週間ほど遅れたものの無事開幕しました。...
View Articleヨコハマトリエンナーレ2020~プロット48編~
横浜美術館の展示をたっぷりと堪能した後は、歩いて7~8分ほどの距離にあるプロット48という会場へ。 こちらは、かつてアンパンマンミュージアムだった建物とのこと。...
View Article生誕111年浜口陽三銅版画展 幸せな地平線
今年2020年は、国際的に活躍した銅版画家・浜口陽三の生誕111年という節目の年。それを記念して、現在、ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクションでは、“生誕111年浜口陽三銅版画展 幸せな地平線” という展覧会が開催されています。 (注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております)...
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