川端康成コレクション 伝統とモダニズム
JR東京駅丸の内北口改札を抜けると、そこは東京ステーションギャラリーだった。その東京ステーションギャラリーで、現在開催されているのが、“川端康成コレクション 伝統とモダニズム”...
View Article田中毅展
長泉院附属現代彫刻美術館で開催中の “田中毅展” に行ってきました。こちらは、ユーモア溢れる石彫で知られる彫刻家・田中毅さんの過去最大規模となる展覧会です。田中毅さんの作品は、とにかく 「カワイイ!」 の一言に尽きます。 美術館の外に、たくさんのカワイイ彫刻がありますが。美術館の中には、もっとたくさんのカワイイ彫刻があるのです!...
View Articleよみがえる仏の美~修理完成披露によせて~
昨年の秋に、改装工事を終えた静嘉堂文庫美術館。それを記念して、3回にわたって、リニューアルオープン展が開催されてきました。そのラストを飾るのが、“よみがえる仏の美~修理完成披露によせて~”...
View Article没後40年 髙島野十郎展-光と闇、魂の軌跡
髙島野十郎氏 (ポートレート写真) 1952年 撮影:片山攝三家族も持たず、画壇とも一切関わることなく、85年の生涯をひっそりと終えた “孤高の画家” 髙島野十郎。生前はほとんど評価されることがありませんでしたが、没後に福岡県立美術館で開催された展覧会を機に、再評価の機運が高まり、ここ数年は、『日曜美術館』 や 『美の巨人たち』...
View Article深堀隆介 回顧展 金魚養画場~鱗の向こう側~
西武渋谷店で開催中の “深堀隆介 回顧展 金魚養画場~鱗の向こう側~” に行ってきました。こちらは、金魚をテーマに制作を続けて15年、『金魚絵師』 の異名を持つ深堀隆介さんの初となる回顧展です。深堀隆介さんの代表作として最もポピュラーなのが、《金魚酒》 シリーズ。 枡の中で優雅に金魚が泳いでいます。目にも涼しげですね。一見すると立体フィギュアのようですが、実は、この金魚は平面の絵画なのです。...
View Article没後50年“日本のルソー” 横井弘三の世界展
今回ご紹介するのは、練馬区立美術館の “没後50年“日本のルソー” 横井弘三の世界展” 。美術を独学で学び、中央画壇を離れて活動を続けた画家・横井弘三の大々的な回顧展です。その画家人生と、独特のヘタウマチックな作風から、元祖ヘタウマ画家 (?) アンリ・ルソーになぞらえて、“日本のルソー”...
View Article衝動美術館・分館
美術の名作を画集などで、じーっと眺めていると、時々、どうでもいいことを思いついてしまうことがあります。そして、その “どうでもいいこと” を形にしてみたくなる衝動に駆られます。そんな衝動で作ってしまった画像の数々が所蔵されているのが、衝動美術館 (という名のパソコン内のファイル)。今回も、そのコレクションを紹介いたします。【ジョアン・ミロの 《絵画》...
View Article【告知】 現在募集中のアートツアー 【告知】
現在募集中のアートツアーです。アートに興味のない方でも楽しんで頂ける企画を心掛けております。初参加の方も多いので、どうぞお気軽にご参加くださいませ♪...
View Article世界を幸せにする広告 ―GOOD Ideas for GOOD―
日本で唯一の広告のミュージアムであるアド・ミュージアム東京で、現在開催されているのが、“世界を幸せにする広告 ―GOOD Ideas for GOOD―” 。こちらは、ここ最近の広告界の重要なキーワードとなっている・・・「for GOOD」 (=いいことのために)をテーマにした展覧会です。これまでは、“商品やサービスを売る、多くの人に知ってもらう”...
View Article森村泰昌:自画像の美術史―『私』と『わたし』が出会うとき
ついに、と言いましょうか、ようやく、と言いましょうか。国立国際美術館を初訪問してまいりました!現在、開催されているのは・・・“森村泰昌:自画像の美術史―『私』と『わたし』が出会うとき”...
View Articleいま、被災地から -岩手・宮城・福島の美術と震災復興-
東京藝術大学大学美術館で開催中の・・・(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)“いま、被災地から -岩手・宮城・福島の美術と震災復興-” に行ってきました。こちらは、東日本大震災から5年を機に開催されたもので、被災した各美術館の所蔵品や、文化財レスキュー活動の様子をおさめた写真パネル等を通じて、...
View Article第百二十一話 国宝ハンター、圧倒される!
~前回までのあらすじ~ 「国宝はいいぞ」 全ての国宝を目にするべく、全国行脚を続ける国宝ハンター・とに~。 前回は、兵庫へ。 ついに念願の国宝姫路城と対面! 順調に国宝をハンティングし続けていたかのように思われた、その矢先・・・今年もこの季節がやってきてしまいました。国宝が増えます。つまり、ゴールがその分、遠のきます。今年増えた国宝の数は、なんと昨年の倍。《紙本金地著色洛中風俗図〈/六曲屏風〉》...
View Article心ゆさぶる写実絵画
現在、写実の殿堂ことホキ美術館では、“心ゆさぶる写実絵画-今を生きる日本の作家たち” という展覧会が開催中です。こちらは、今年で開館6周年目を迎えるホキ美術館の現時点での集大成とも言うべき展覧会。森本草介さんの 《未来》 を筆頭に、 森本草介 《未来》 2011年 ホキ美術館400点を越える所蔵作品の中でも、特に人気の高い作品ばかりが出展されています。まさに、ベスト・オブ・ベストな展覧会です。...
View Articleブータン ~しあわせに生きるためのヒント~
上野の森美術館で開催中の “ブータン ~しあわせに生きるためのヒント~” に行ってきました。こちらは、日本・ブータン外交関係樹立30周年を記念して開催されるもので、ブータン王国国立博物館やブータン王立織物博物館など各施設の全面協力により、ブータン仏教に関する仏像や仏画、織物などブータンの貴重な文化財の数々を日本で初公開する展覧会です。ちなみに、その美しさから、「ヒマラヤの貴婦人」...
View Article歌川広重 ~東海道五十三次と冨士三十六景
前回、Bunkamuraザ・ミュージアムの “俺たちの国芳 わたしの国貞” に、完全に乗っかる形で、“歌川国貞 ~和の暮らし、和の着こなし。” を開催した太田記念美術館ですが。今回は、サントリー美術館で開催中の “広重ビビッド” に、完全に乗っかる形で、“歌川広重 ~東海道五十三次と冨士三十六景” を開催しています。こちらは、歌川広重の代表作 《東海道五拾三次之内》 シリーズと、最晩年に手がけた...
View Article第百二十二話 国宝ハンター、初体験する!
~前回までのあらすじ~ 僕は国宝をハンティングする。 好むと好まざるとにかかわらず、すべての国宝をだ。 君はパスタを茹でながら、この記事を読んでいるのかもしれないし、 あるいは、土曜日の朝にドリップコーヒーを淹れながら読んでいるのかもしれない。 この国宝の旅の過酷さが、君に伝わっているのか、いささか不安だ。 完璧な国宝ハンティングなどといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。...
View Article鏡の魔力/若き日の雪舟
現在、根津美術館では、企画展が二本立てで開催されています。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)展示室1で開催されているのは、“鏡の魔力 -村上コレクションの古鏡-” というコレクション展。自動車用バックミラーで国内シェアNo.1を誇る村上開明堂、その元会長・村上英二氏より根津美術館に寄贈された中国古鏡コレクションを紹介する展覧会です。...
View Articled mart 47 – 47都道府県のご当地ものコンビニ –
これまでに 「トラベル」 や 「ビール」 など、ユニークな切り口の展覧会で、47都道府県の個性を浮き彫りにしてきたd47 MUSEUM。現在は、“d mart 47 – 47都道府県のご当地ものコンビニ –” という企画展が開催されているようです。テーマは、僕らの生活に欠かせない 「コンビニ」。そう言えば、d47 MUSEUMでは、3年前には、“みんなのスーパーマーケット...
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