スイス プチ・パレ美術館展
現在、SOMPO美術館で開催されているのは、“スイス プチ・パレ美術館展”という展覧会です。 プチ・パレ(プティ・パレ)というと、フランスのパリにある美術館を思い浮かべてしまいますが。この展覧会で紹介されているのは、プチ・パレはプチ・パレでも、スイスにあるプチ・パレ美術館です。ちなみに、外観は、こんな感じ↓ 入り口の両脇に立っている彫刻は、なんだかマツケンサンバのダンサーのようです。...
View Article『受胎告知』を稲川淳二風に語ってみたら
稲川淳二さんが、夏の季語になっていた。 先日、そんなネットニュースが話題となりました。稲川さんの口から語られる怪談は、確かに、もはや伝統芸というべきものがあります。おそらく、怖くない話でも、あの語り口なら怖く感じられるのでは?そこで、本日は美術界ではもっともポピュラーなストーリー、受胎告知のお話を、稲川淳二風にお届けしてみたいと思います。 これはだいぶ昔のことになるんですがね。...
View Articleボストン美術館展 芸術×力
2020年4月に開催される予定だったものの、残念ながら、新型コロナの影響で中止となってしまったあの展覧会、“ボストン美術館展 芸術×力(げいじゅつとちから)”が、2年越しに開幕いたしました! (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)...
View Articleフィン・ユールとデンマークの椅子
現在、“ボストン美術館展 芸術×力”が絶賛開催中の東京都美術館では、ギャラリーA・B・Cにて“フィン・ユールとデンマークの椅子”も同時開催されています。 展覧会は、全3章構成。まず第1章では、「デンマークの椅子──そのデザインがはぐくまれた背景」と題し、1930年代から60年代にかけて黄金期を迎えたデンマークの名作家具の数々を紹介しています。...
View Article『アートの世界 よければどうぞ』をよければどうぞ
先日8月6日。神戸市立博物館で絶賛開催中の展覧会、“スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち”の関連番組として、『“美の巨匠”神戸に集結 アートの世界...
View Article野口哲哉「this is not a samurai」
現在、ポーラミュージアムアネックスでは、“野口哲哉「this is not a samurai」”が開催中。 デビュー以来、一貫して鎧兜をモチーフにした作品を発表し続ける、人気現代美術家・野口哲哉さんの4年ぶりとなる大々的な個展です。...
View Article関西の80年代
兵庫県立美術館に行ってきました。 本来なら、建物の屋上に美術館のシンボルというべき、オランダ人アーティスト、フロレンティン・ホフマンによるカエルのオブジェ、通称、「美かえる」があるはずなのですが。 この日はなんか萎んでました。。。カエルも干からびる夏。世界でいちばん熱い夏です。...
View Article続・無料で観れる 美術百選《東京メトロ副都心線渋谷駅(東京都渋谷区)》
構造の複雑さから、ダンジョンとも称される渋谷駅の地下。その地下3階部に、ひときわ異彩を放つレリーフ画があります。 続・無料で観れる美術百選025 絹谷幸二《きらきら渋谷》 作者は、絹谷幸二さん。 1974年当時、史上最年少で“画壇の芥川賞” と呼ばれる安井賞を受賞し、以来、現在まで第一線で活躍し続ける現代アフレスコ画の第一人者です。 ・・・・・ん、アフレスコ?フレスコでなくて??...
View Article展覧会 岡本太郎
この夏、大阪中之島美術館では、質、量ともに史上最大規模の岡本太郎展が開催されています。その名も、“展覧会 岡本太郎”です。 「史上最大のTARO展」と言い切るだけあって、出展作品のラインナップは、めちゃくちゃ豪華!《夜》や《重工業》といった初期の傑作はもちろんのこと、 《明日の神話》の原画や、 死の間際まで描かれていたという絶筆《雷人》など、...
View Article日本画をたのしもう-高精細複製が語る名品の世界-
米沢市上杉博物館に行ってきました。 こちらは、「なせばなる」の格言でお馴染みの米沢藩主、上杉鷹山に関する資料を中心に、上杉家や米沢に関する展示を行うミュージアムです。 そんな米沢市上杉博物館でこの夏開催されているのが、“日本画をたのしもう-高精細複製が語る名品の世界-”という展覧会。綴プロジェクトで制作された高精細複製品から,選りすぐりの24点を展示し、日本画の魅力に迫る展覧会です。...
View Article療養しています。
なかなか発表するタイミングが無かったのですが、実は、数日前より新型コロナウイルスに罹ってしまいました。そして、現在、絶賛自宅療養中です。 今年のお盆は、父の実家に帰る予定で、念のために、無料の抗原検査を受けたところ、まさかまさかの陽性反応が出てしまいました。...
View Articleファン・ゴッホ ―僕には世界がこう見える―
皆さま、ご心配をおかけしました。無事にコロナの療養期間を終え、アートテラーとして通常モードに復帰しました!今日からまた毎日休まず、美術の情報を発信できたらと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 さてさて、復帰一発目は、2年ぶりに、角川武蔵野ミュージアムに行ってきました。...
View Article鈴木大拙展 Life=Zen=Art
現在、ワタリウム美術館では、“鈴木大拙展 Life=Zen=Art”が開催されています。 (注:展覧会は一部撮影可。展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)...
View Articleとに~氏、音声ガイドに続き、〇〇デビュー!
こんばんは。ATN(=アートテラーニュース)の時間です。 先日、こちらのニュースで、アートテラーのとに~氏が、念願の音声ガイドデビューを果たしたことを報じましたが。 『とに~氏、ついに音声ガイドデビュー!』こんばんは。ATN(=アートテラーニュース)の時間です。 アートテラーのとに~氏が、いつか一度はやってみたい、と、ひそかに願っていたという音声ガイドのお仕事。…ameblo.jp...
View Article地つづきの輪郭 大小島真木 高嶋英男 伏木庸平 増子博子
約10年ぶりに、セゾン現代美術館に行ってきました。 セゾンと聞いて、『二人セゾン』を思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれませんが。セゾンはセゾンでも、今は無きセゾングループの「セゾン」。西武グループの創業者・堤康次郎が収集した美術コレクションと、かつて池袋にあったセゾン美術館の現代美術コレクションからなる美術館です。 こちらで8月28日まで開催されているのが、“地つづきの輪郭 大小島真木...
View Article国立新美術館開館15周年記念 李禹煥
今年開館15周年を迎える国立新美術館。それを記念して、現在開催されているのが、“国立新美術館開館15周年記念 李禹煥”という展覧会。「もの派」を代表する作家、李禹煥(リ・ウファン)さんの、国内では17年ぶり、都内では初となる大規模回顧展です。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)...
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