初春を祝う―七福うさぎがやってくる!
昨年10月に、丸の内に移転リニューアルオープンを果たした静嘉堂@丸の内。そのこけら落としとして開催された開館記念展、“響きあう名宝―曜変・琳派のかがやき―”は大盛況のうちに閉幕しました。それに続く第2弾として、年始より開催されているのが、“初春を祝う―七福うさぎがやってくる!”という展覧会です。 展覧会の目玉は、何と言っても、丸平大木人形店の五世 大木平藏が制作した《木彫彩色御所人形》の数々。...
View Article続・無料で観れる 美術百選《檜町公園(東京都港区)》
東京ミッドタウンの東に位置し、檜が多いことから「檜屋敷」という異名のある、萩藩・毛利家の麻布下屋敷の庭園跡に整備された区立の公園。それが、檜町公園です。...
View ArticleSit, Down. Sit Down Please, Sphinx.:泉太郎
東京オペラシティアートギャラリーで開催中の展覧会、“Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.:泉太郎”に行ってきました。 こちらは、国内外で活躍する現代アーティスト、泉太郎さんの都内の美術館では初となる大規模個展です。...
View Article不変/普遍の造形
昨年3月にリニューアルオープンした泉屋博古館東京では、現在、その記念展シリーズのファイナルを飾る展覧会が開催されています。その名も、“不変/普遍の造形”。泉屋博古館が有する住友コレクションの中でも、特に世界的にも名高い中国古代青銅器コレクションを紹介する展覧会です。...
View Articleインターメディアテク開館十周年記念特別展示『極楽鳥』
東京大学総合研究博物館と、日本郵便株式会社との産学協働による学術文化総合ミュージアム。それが、インターメディアテク (略してIMT)。東京大学が所蔵する動物の骨格や剝製、産業プロダクトといった博物標本が常時展示されています。...
View Article続・無料で観れる 美術百選《立川高島屋S.C.(東京都立川市)》
1994年、JR立川駅北口側に、世界的なパブリックアートエリアが誕生しました。その名は、ファーレ立川。...
View Articleトンコハウス・堤大介の「ONI展」
「絵とことば」をテーマに、大人も子供も楽しめる美術館。それが、PLAY! MUSEUMです。その最新作となる展覧会が、“トンコハウス・堤大介の「ONI展」”。開館以来初となるアニメーションをテーマにした展覧会です。 今回の展覧会でフィーチャーされているのは、『ONI~神々山のおなり』。2022年10月より、Netflixで公開されている長編アニメーション作品です。 ONI ~ 神々山のおなり...
View Article現代のやきもの 思考するかたち
現在、菊池寛実記念 智美術館では、不定期に開催される菊池コレクション展の最新作として、“現代のやきもの 思考するかたち”が開催されています。 こちらは、やきものの「かたち」に注目し、菊池コレクションの名品の数々を紹介する展覧会です。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) 出展作品は、約50点。それらの中には、現代陶芸界のトップランナー・新里明士さんや、...
View Article佐伯祐三 自画像としての風景
現在、東京ステーションギャラリーでは、“佐伯祐三 自画像としての風景”が開催されています。 大正から昭和初期にかけて活動し、パリにて30歳という若さでこの世を去った、伝説の洋画家・佐伯祐三の大規模な回顧展です。 大阪中之島美術館が所蔵する国内最大の佐伯祐三コレクションを中心に、東京国立近代美術館、ポーラ美術館、個人の所蔵品など、日本全国から佐伯作品が集結。それらの中には、《郵便配達夫》や、...
View Article続続・美術の思っちゃった
美術に関するニュースや美術品を見て、勝手に思っちゃたこと、想像してしまったことの数々を発表するコーナー。それが、『美術の思っちゃった』。 『美術の思っちゃった』毎週欠かさず聴いている深夜ラジオ、『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』。本日お届けするのは、その1コーナー「今週の思っちゃった」(※)をオマージュした企画です…ameblo.jp...
View ArticleTANAAMI!! AKATSUKA!! That‘s all Right!!
現在、PARCO MUSEUM TOKYOで開催されているのは、“TANAAMI!! AKATSUKA!! That‘s all Right!!”という展覧会。86歳を迎えた現在もなお、現役で活躍する、「美術界の生けるレジェンド」田名網敬一さんの最新個展です。...
View Article生誕100年 柚木沙弥郎展
昨年10月に100歳を迎えた現在もなお、創作意欲が衰えていないという染色界のレジェンド、柚木沙弥郎さん。その生誕100年を記念して、現在、柚木沙弥郎さんと深い関りのある日本民藝館では、“生誕100年 柚木沙弥郎展”が開催されています。 (注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)...
View Article相馬博 悠久と星霜の彼方
武蔵野市立吉祥寺美術館で開催中の展覧会、“相馬博 悠久と星霜の彼方”に行ってきました。 抽象的な回がで知られる武蔵野市在住の現代美術家、相馬博さんの新作と旧作を合わせて展示する展覧会です。 こちらは、旧作の「光のライン」シリーズ。黒い背景に日の出や夕焼けなどをイメージし、明るい色彩のグラデーションで光を描いた作品シリーズです。...
View Articleエゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才
現在、東京都美術館で開催されているのは、“エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才”という展覧会。あのクリムトに、「才能がありすぎる」と言わしめ、20世紀初頭のウィーンで活躍した画家エゴン・シーレの大規模展覧会です。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)...
View Article合田佐和子展 帰る途もつもりもない
三鷹市美術ギャラリーで開催中の展覧会、“合田佐和子展 帰る途もつもりもない”に行ってきました。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) こちらは、高知出身の美術家・合田佐和子の没後初となる大規模回顧展です。都内で彼女の個展が開催されるのは、2003年の渋谷区立松濤美術館での個展以来、実に20年ぶりとのこと。ちなみに、「あいだ」ではなく、「ごうだ」です。...
View Articleヴォルフガング・ティルマンス「Moments of Life」展
現在、エスパス ルイ・ヴィトン東京で開催されているのは、“ヴォルフガング・ティルマンス「Moments of Life」展”という展覧会です。...
View Article藝大卒展久しぶりに行ってみたらホントはこんなとこだった⁉
東京藝術大学の学部生、大学院生による卒業・修了作品を鑑賞できる展覧会。それが、藝大卒展。第71回となる今年の藝大卒展は、1月28日から2月2日の6日間、開催されていました。 会期が短いこともあって、なんだかんだで、ここ数年タイミングが合わず。訪れるのは、コロナ禍以降初めてでした。 久しぶりに訪れたら、いろいろ変化や、気づきがあったので、本日はそれらをまとめて紹介したいと思います。...
View Article通常展示 坐像残欠、端切れなど
昨年秋にご逝去されたカリスマ古道具商・坂田和實さんが、1994年に千葉県の奥地(?)長南町にひっそりと開館した美術館。それが、museum as it isです。 museum as it isが、2021年いっぱいで閉館してしまう。そんな衝撃のニュースを小耳に挟み、閉館前に慌てて、初めて美術館に足を運びましたが。...
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