房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+
2020年春に開催される予定が、新型コロナウイルス発生の影響で、翌年春に延期に。さらに、第4波の影響で、再延期が決定。会期の見通しが立たないまま、半年以上が経過。。。フェイドアウトの可能性も無きにしも非ずだった芸術祭、“房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+” が、ようやく、年内に滑り込む形で開催されることとなりました。 キャッチコピーは・・・・・ 晴れたら市原、行こう。...
View Article戸谷成雄 森―湖:再生と記憶
“いちはらアート×ミックス2020+” の旅の締めは、市原湖畔美術館へ。こちらで開催されていたのは、“戸谷成雄 森―湖:再生と記憶” という展覧会。国内外で活躍する現代彫刻家のレジェンド、戸谷成雄さん (1947~) の展覧会です。 戸谷さんといえば、チェーンソーで木材を刻み、その表面に灰を塗るという独創的な作品で知られる彫刻家。彼はその作品群を、「森」...
View Articleモエレ沼公園行ってみたらホントはこんなトコだった⁉
世界的に著名な彫刻家イサム・ノグチが、グランドデザインした札幌の広大なアートパーク。それが、モエレ沼公園です。 [参考画像] イサム・ノグチが掲げたのは、「公園全体をひとつの彫刻作品とする」 という前代未聞のコンセプト。そんな世界的に類を見ない公園だけに、完成するまでには、実に23年という長い月日がかかったそうです。...
View Article2121年 Futures In-Sight
21_21 DESIGN SIGHTで開催中の展覧会、“2121年 Futures In-Sight” に行ってきました。 今年2021年から100年後の2121年、未来 (future)の世界はどうなっているのか。その洞察 (insight) をしようと試みる展覧会です。...
View Articleちひろの歩み―童画から絵本へ—
現在、ちひろ美術館・東京で開催されているのは、“ちひろの歩み―童画から絵本へ—” という展覧会です。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) 名実ともに日本を代表する絵本画家であるいわさきちひろ。彼女がいかにいて、絵本画家となったのか。その画業の歩みをたどる展覧会です。...
View Article三鷹市美術ギャラリー収蔵作品展Ⅱ
現在、三鷹市美術ギャラリーでは、“三鷹市美術ギャラリー収蔵作品展Ⅱ” が開催されています。 (注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)...
View Article図録・オブ・ザ・イヤー2021
さぁ、盛り上がってまいりました。展覧会の内容は関係なく、図録の素晴らしさを、アートテラー・とに~が独断と偏見で評価する “年に1度の図録の祭典”。それが・・・・・図録・オブ・ザ・イヤーです。アート業界や出版業界の一部の方が注目している年末恒例企画。果たして、2021年の栄冠に輝いたのは、どの図録なのでしょうか?! 第10位 刀剣 もののふの心...
View Article【ここにしかない美術室】大賞2021
今年も残すところあとわずかですね。 今年は 『名画たちのホンネ』 を出版したり、芸術新潮2021年11月号で第一特集を担当したり、TBSラジオの 『赤江珠緒たまむすび』 の月1レギュラーに抜擢頂いたり、と、おかげさまで活動の幅が広がった1年となりました。ありがたいことに、『UOMO』 や...
View Article博物館に初もうで 今年はトーハク150周年!めでタイガー‼
2022年が始まりましたね。皆さま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。 すっかり毎年恒例となりましたが、今年も展覧会はじめは、トーハクから。 例年通り、国宝室では長谷川等伯の 《松林図屛風》 が、 本館の3室では、国宝の 『古今和歌集』 が公開されていました。...
View Articleとらやと楽しむ寅年
今年2022年は寅年。ということで、赤坂にある虎屋の本店へ。 寅年のお正月だけに、ガラス面には、立派な虎柄の凧がディスプレイされていました。 そんな虎屋本店の地下1階にある虎屋 赤坂ギャラリーで、現在開催されているのが、“とらやと楽しむ寅年” という展覧会です。 5世紀 (!)...
View Article白井晟一入門 第2部
現在、渋谷区立松濤美術館では、昨年末の第1部に引き続き“白井晟一入門” の第2部 「Back to 1981 建物公開」 が開催されています。白井晟一という建築家にスポットを当てた第1部と打って変わって、第2部は、白井建築の最高傑作と名高い渋谷区立松濤美術館の建物そのものが主役。...
View ArticleBook:43 『白光』
■白光 作者:朝井まかて 出版社:文藝春秋 発売日:2021/7/26 ページ数:498ページ「絵師になります」明治5年、そう宣言して故郷の笠間 (茨城県)...
View Article北条氏展vol.1 伊豆から鎌倉へ
いよいよ明日1月9日より、大河ドラマ 『鎌倉殿の13人』 がスタートしますね。 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」公式サイト。2022年1月9日(日)スタート! 三谷幸喜が贈る予測不能エンターテインメント!www.nhk.or.jp 6年ぶり3度目となる三谷幸喜脚本の大河ドラマ。全2作の 『新選組!』 も 『真田丸』...
View Article百年前掛け
魚屋や米屋、ラーメン屋、時に居酒屋の店員さんが腰元にまとっている前掛け。その歴史は意外と古く、諸説あるものの、起源は室町時代にまで遡るそうです。そんな日本の伝統的な作業着である前掛けの代表的な産地、愛知県の織機メーカーのうちの一つに、豊田自動織機製作所があります。そう、今のトヨタ自動車の前身にあたる企業です。...
View Article文様のちから 技法に託す
現在、根津美術館では、寅年の2010年以来、実に12年ぶりとなる染織品にスポットを当てた展覧会が開催されています。その名も、“文様のちから 技法に託す”。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) 会場には、根津美術館が所蔵する染織品が一堂に!...
View ArticleエントリーNo.0011 錦絵(葛飾北斎 歌川広重)
もしも、芸術家たちが漫才をしたら・・・こんな感じのネタを披露するのかもしれません。それでは、皆様、どうぞ芸術漫才をお楽しみください! 北斎[1] 「どーもー!!こーんにーちはー!!」 広重[2] 「(北斎の頭を叩いて)うるせぇな」 北斎 「長生きする薬[3]を作ったよ」 広重 「(北斎の頭を叩いて)早く飲めよ。 どうも錦絵[4]です、よろしくお願いします」 北斎...
View Article北斎で日本史 ―あの人をどう描いたか―
現在、すみだ北斎美術館で開催されているのは、“北斎で日本史 ―あの人をどう描いたか―” という展覧会です。 テーマはズバリ 「日本の歴史」。葛飾北斎やその弟子によって描かれた、歴史上の人物や事件を描いた作品を紹介する展覧会です。 富士山や滝、橋を描いている印象はあるものの。 “北斎って、偉人や日本史のトピックを描いていたっけ??”...
View Articleジャポニスム―世界を魅了した浮世絵
現在、千葉市美術館で開催されているのは、“ジャポニスム―世界を魅了した浮世絵” という展覧会です。 (注:展覧会は一部撮影可。展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)...
View Article東京タロット美術館
浅草橋駅より歩くこと数分。一見すると何の変哲もないこのビルの6階に・・・・・ 昨年11月、日本初となる、世界でも珍しい美術館が開館しました。その名は、東京タロット美術館。...
View Article続・ネクタイの話
今朝もニッポン放送 『八木亜希子 LOVE & MELODY』 に出演させて頂きました。 八木亜希子 LOVE & MELODY | ニッポン放送 ラジオAM1242+FM93毎週土曜日の朝8時半から2時間20分、あなたのリクエスト曲にお応えするラジオ番組。今、聴きたい曲を送ってくださいね。...www.1242.com...
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