新版画 進化系UKIYO-Eの美
シン・ゴジラに、シン・エヴァンゲリオンに、シン・ウルトラマンに。ここ近年、さまざまな“シン”が人気を博していますが、今からちょうど100年くらい前に、日本の美術界で人気を博した“シン”がありました。それが、シン・版画(=新版画)です。...
View Article続・無料で観れる 美術百選《エースホテル京都(京都府京都市)》
突然ですが、皆さまは「ライフスタイルホテル」という言葉を聞いたことがありますか?ライフスタイルホテルとは、デザイン性の高い空間と、宿泊以外の付加価値をテーマとしているホテルとのこと。今、ホテル業界でもっとも注目されているトレンドワードです。...
View Article幻想の系譜―西洋版画コレクションと近代京都の洋画
日本で2番目に古い公立美術館、京都市美術館。2017年より大規模な改修工事が行われ、2020年にリニューアルグランドオープンしました。 外観はほとんど変わっていないような気がしますが。いえいえ、かつての出入り口の扉は閉じられ、その代わり、地下に当たる部分に新たなエントランススペースが誕生していました。...
View Articleアンディ・ウォーホル・キョウト
本来であれば、2020年の秋に開催される予定でしたが、コロナのせいで延期となってしまった“アンディ・ウォーホル・キョウト”。2年の月日を経て、先日ついに、満を持して京都市京セラ美術館で開幕しました。 会場風景 ウォーホル好きの日本人の皆さま、お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません。 会場風景...
View ArticleKotao Tomozawa Solo Exhibition SPIRALE
現在、PARCO MUSEUM TOKYOで開催されているのは、“Kotao Tomozawa Solo Exhibition SPIRALE”という展覧会です。 現役藝大生ながら、個展を開けば作品は即完売。今もっとも注目を集める22歳の新星・友沢こたおさんの個展です。...
View Article学年誌100年と玉井力三 ―描かれた昭和の子ども―
現在、日比谷図書文化館で開催されているのは、“学年誌100年と玉井力三 ―描かれた昭和の子ども―”という展覧会。 日本人であれば、小学生の時に、誰でも一度は手にしたことがあるであろう、「学年誌」にスポットを当てた展覧会です。 学年誌。正式には、学年別学習雑誌は、小学校の学年ごとに発刊されている児童誌のこと。「♪ピッカピカの一年生」でお馴染みの『小学一年生』などのことです。...
View Article大きな玉ねぎの下で
昨夜、武道館に行ってきました。今もっとも世論を騒がせている(?)あのイベントではなく、『たまむすび in 武道館 ~10年の実り大収穫祭!』に行ってきました。...
View Article畠山耕治 青銅を鋳る
都内屈指の隠れ家系美術館・菊池寛実記念 智美術館で、現在開催されているのは、“畠山耕治 青銅を鋳る”という展覧会。現代陶芸専門の美術館としては、開館以来初となる金属作家の個展です。 実は、智美術館と畠山さんの関係は深いそうで。何を隠そう、館外に設置されたこの看板の・・・・・...
View Article松岡コレクション めぐりあうものたち Vol.2
白金台にある松岡美術館では、現在、先日まで開催されていた“松岡コレクション めぐりあうものたち Vol.1”に引き続き・・・・・ 『松岡コレクション めぐりあうものたち Vol.1』今年1月末、約2年8か月ぶりに、リニューアルオープンを果たした白金台の松岡美術館。その再開記念展として、先日まで、“松岡コレクションの真髄”が開催されていまし…ameblo.jp “松岡コレクション...
View Article旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる
現在、東京都庭園美術館で開催されているのは、“旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる”という展覧会。「旅」をテーマにしたアンソロジーのような展覧会です。...
View Article第48回 豊島区北大塚で北斎
ルノアールを筆頭に、モネ、ゴッホ、シャガール・・・と、街を歩いていると、時に、美術界の巨匠たちと同じ名前のお店に出くわします。果たして、それらのお店と巨匠との間に関係はあるのか??気になるようで気にならない。でも、気にしてしまったら、気になって仕方がない。そんな疑問を解消すべく、アートテラーは今日も店へと赴く!!...
View ArticleYES YOU CAN −アートからみる生きる力−
天王洲のWHAT MUSEUMでは、現在、“「Mariage −骨董から現代アート−」展”に引き続き、 『「Mariage −骨董から現代アート−」展』現在、WHAT MUSEUMで開催されているのは、“「Mariage −骨董から現代アート−」展”という展覧会です。 2020年の開館以来、精神科医の高橋…ameblo.jp...
View Article飯川雄大 デコレータークラブ 同時に起きる、もしくは遅れて気づく
現在、箱根の彫刻の森美術館で開催されているのは、“飯川雄大 デコレータークラブ 同時に起きる、もしくは遅れて気づく”という展覧会。近年活躍が目覚ましい現代美術家の一人、神戸市出身の飯川雄大さんの関東圏では初となる展覧会です。 彫刻の森美術館での現代アート展は、コロナ禍以降、実に約4年ぶりの開催とのこと。一体、どんな展覧会なのか。ワクワクしながら、敷地に入ると、意外な光景が飛び込んできました。...
View Article続・無料で観れる 美術百選《国立競技場(東京都新宿区)》
2022年9月28日。旧国立競技場の壁画が、ついに新国立競技場へ移設されました! ・・・・・・・・・と言われても、“一体、何のことやら?”と思われた方が大半でしょう。...
View Article古美術逍遙―東洋へのまなざし
現在、泉屋博古館東京では、リニューアルオープン記念展第3弾として、“古美術逍遙―東洋へのまなざし”が開催されています。 こちらは、泉屋博古館が所蔵する3500件超のコレクションの中から、日本画や中国絵画、仏教美術などの古美術の名品を紹介する展覧会です。 それらの中には、伝 閻次平《秋野牧牛図》、 国宝 伝 閻次平《秋野牧牛図》 南宋時代 13世紀 泉屋博古館蔵...
View Article響きあうジャパニーズアート
現在、京都の細見美術館で開催されているのは、“響きあうジャパニーズアート―琳派・若冲 × 鉄腕アトム・初音ミク・リラックマ―”という展覧会。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) 日本美術の中でも特に人気の高い、琳派や伊藤若冲の作品と、手塚治虫作品や初音ミクといった日本が世界に誇るポップカルチャーとが、時代を超えたコラボレーションを果たした新感覚の展覧会です。...
View Article響きあう名宝―曜変・琳派のかがやき―
三菱財閥の第2代社長総帥である岩﨑彌之助と、息子である小彌太の父子二代によるコレクションを収蔵する静嘉堂文庫。そのコレクションを公開するべく、1992年に、世田谷区岡本に、静嘉堂文庫美術館は開館しましたしかし、コレクションの礎を築いた岩崎彌之助本人は、生前より丸の内というビジネス街にミュージアムをつくる構想を抱いていたのだそう。...
View Article大蒔絵展 漆と金の千年物語
高野山金剛峯寺が所蔵する国宝の《澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃》や、 国宝 澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃 平安時代・12世紀 高野山金剛峯寺 画像提供:高野山霊宝館 徳川美術館が所蔵する国宝の《初音蒔絵文台・硯箱》、 国宝 初音蒔絵文台・硯箱 幸阿弥長重作 江戸時代・寛永16年(1639) 徳川美術館(注:展示は10/1~23) サントリー美術館が所蔵する国宝の《浮線綾螺鈿蒔絵手箱》を筆頭に、 国宝...
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