神勝寺・禅と庭のミュージアム
広島県福山市にある神勝寺に行ってきました。 外観はいわゆる普通のお寺。門をくぐっても、イイ感じの日本庭園が広がっています。 と、ここまでは、日本各地にあるような、何の変哲もないお寺のように思えますが。いやいや、寺務所から変哲なことになっていました! これはもう間違いなく、藤森照信さんによる建築。日本一ぶっとんだ寺務所です。...
View Article素晴らしきミュージアムショップの世界 商品番号137
日本で20年ぶりとなるマティスの大回顧展が、現在、上野の東京都美術館で開催されています。 展覧会そのものも話題となっていますが、「Life with...
View Article国宝・燕子花図屏風 光琳の生きた時代1658~1716
根津美術館に行ってきました。お庭のカキツバタは、今がちょうど真っ盛りです。 満開のカキツバタを観るなら、今から2週間くらいがチャンス!毎年この季節を楽しみにされている方も多いので、訪れる際は必ず事前予約されることをオススメいたします。 さてさて、お庭でカキツバタが咲いているということは、今年ももちろん展示室では、尾形光琳による《燕子花図屏風》が展示されています。 国宝 尾形光琳《燕子花図屏風》...
View Article建物公開2023 邸宅の記憶
日本全国の東京都庭園美術館ファンの皆様に朗報です。今年もあの季節がやってきました! 朝香宮邸(現・東京都庭園美術館本館)そのものに焦点を当て、アール・デコの様式美が詰まった建物の魅力を紹介する展覧会。そう、建物公開です。 普段の展覧会では基本的に、作品保護のために、カーテンが閉め切られていますが。建物公開の際はその逆で、基本的にカーテンが全開。開放的な気分を味わうことができます。...
View Article“Be careful!He isn’t wearing!”な絵画コレクション
先日、お笑い芸人のとにかく明るい安村さんが、イギリスのオーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』に出演し、あの往年のギャグを「Don’t worry, I’m wearing!」と英語で言い放ち、スタンディングオベーションが沸き上がるほどに、会場を爆笑の渦に巻き込みました。...
View Articleねこのほそ道
現在、豊田市美術館で開催されているのは、“ねこのほそ道”という展覧会。公式HPによれば、 「隙間や内と外を自在に行き来する逸脱可能性として、 また言葉の秩序から逃れる不可思議な存在として、 自由、野生、ユーモア、ナンセンス溢れる、ねこのような現代美術を紹介する。」 とのこと。猫好きとしては、これは見逃せない!というわけで、豊田市美術館に行ってきました。 会場には、落合多武さんによる脱力系の猫や、...
View Articleマティス展
日本では20年ぶりとなるマティスの大回顧展、“マティス展”が、いよいよ東京都美術館で開幕しました! (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) こちらは、世界最大規模のマティス・コレクションを所蔵する、フランスのポンピドゥー・センターの全面的な協力を得て実現したもので、初期から晩年の作品まで、約150点が来日した史上最大規模のマティス展です。 展示風景...
View Articleダリとハルスマン
先日、4月20日に長い冬眠から覚めた、“アジア最大級のダリ美術館”諸橋近代美術館に行ってきました。現在、こちらで開催されているのは、“ダリとハルスマン”という展覧会。...
View Article三宅一樹展「拝啓、碌山殿。」
毎年春の中村屋サロン美術館の恒例企画、“中村屋サロン アーティストリレー”。出展作家自身が次の作家を指名することで、リレー形式で展覧会を繋いでいく。いうなれば、『テレフォンショッキング』スタイルの展覧会です。 昨年、展覧会が開催された富田菜摘さんから、そのバトンを受け取ったのは、彫刻家の三宅一樹さん。 “中村屋サロン...
View Articleワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会
今年めでたく開館20周年を迎える森美術館。それを記念して、現在開催されているのが、“ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会”という展覧会です。 テーマはずばり、「世界を学ぶ教室」。展覧会を学校に見立て、授業の科目別に紹介しようというものです。といっても、いわゆる図画工作や美術の科目はありません。...
View Article続・無料で観れる 美術百選《東急歌舞伎町タワー(東京都新宿区)》
今何かと話題の東京の最新スポット、東急歌舞伎町タワーに行ってきました。 その目的は、次世代型フードコートでも、 ましてや、非難が集中しているジェンダーレストイレでもありません。もちろんアートを観るために、足を運んできました。...
View ArticleNHK大河ドラマ特別展「どうする家康」
なんとなーく、毎年どこかしらのミュージアムで、その年の大河ドラマに関する展覧会が開催されています。今年2023年、第62作目となる大河ドラマは『どうする家康』。主役は、もちろん徳川家康です。 そして、そんな今年の『どうする家康』に関する展覧会、“NHK大河ドラマ特別展「どうする家康」”が現在開催されているのは、三井記念美術館。...
View ArticleART de チャチャチャ―日本現代アートのDNAを探る―
現在、天王洲のWHAT MUSEUMで開催されているのは、“高橋龍太郎コレクション「ART de チャチャチャ―日本現代アートのDNAを探る―」展”という展覧会。 日本屈指のアートコレクターとして知られる精神科医、高橋龍太郎氏の約3000点を超えるアートコレクションの中から、約30作家による約40点の作品を紹介する展覧会です。 実は、WHAT...
View Article没後40年 朝井閑右衛門展
今年2023年は、洋画家・朝井閑右衛門の没後40年の節目の年。それを記念して、彼と関わりの深い横須賀美術館にて、現在、“没後40年 朝井閑右衛門展”が開催されています。 朝井閑右衛門という名前だけを聞くと、江戸時代や明治時代に活躍した画家のような気がしますが、1901年生まれで、1983年に82歳でこの世を去った昭和に活躍した洋画家です。また、生まれた時の名前は普通に (?)...
View Article谷川俊太郎 絵本★百貨展
PLAY! MUSEUMで開催中の展覧会、“谷川俊太郎 絵本★百貨展”に行ってきました。 御年91歳。今なお現役で活動するレジェンド詩人、谷川俊太郎さんの絵本にスポットを当てた展覧会です。 受付を済ますと、スタッフさんより、「おひとつどうぞ」と、こんなものを手渡されました。 ・・・・・・・トイレットペーパー??...
View Article齋正機-只見線とそれぞれの鉄道物語-
箱根にある成川美術館に行ってきました。開館は1988年。今年でめでたく35周年を迎える美術館です。 成川美術館といえば何と言っても有名なのが、展望ラウンジからの眺めでしょう。「箱根のS席(スペシャルシート)をリザーブしました」というキャッチコピーは噓偽りなし。...
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